ミネストローネにいれる大事なもの
b0206901_1282556.jpg イタリアの食卓というと、パスタとかチーズとか生ハムとか……色々思い浮かびますが、そんな生活をしていて許される体質の人と、許されない体質の人がいます。それはイタリア人も同じ。そう、このブログによく登場する私の友人、マリナさんも食生活を正さなければならない一人。あの人、高血圧気味で塩っ気あるものにドクターストップかかっています。特に、塩を多く含むチーズや生ハムは摂取制限されています。イタリアでそれは辛いよね、マリナ(苦笑)。

 というわけで、マリナ宅の食事風景では、よくミネストローネ(minestrone)が登場します。ミネストローネは野菜がたくさんはいったイタリアのスープ。身体にやさしい家庭料理です。

 基本的にミネストローネは肉魚を入れず、野菜だけでぐつぐつします。語学学校に通っていたとき、担当の先生に「好きなミネストローネの具材」を聞かれ、当時まったくイタリア的知識がなかった私は普通に「鶏肉」と答えていました。当然、「そんなミネストローネおかしいわよ!」と、突っ込まれました。文化の違う日本人に無茶言うなよ先生……と、思ったものです。

 さて、今回はマリナ宅のミネストローネのつくり方のお話です。間違っていないイタリア文化をしっかり仕入れるために、イタリアで60年以上生活しているおかーちゃんのマリナに聞いてきました。

b0206901_1283126.jpg ミネストローネには、どんな野菜が必要なのか!

 「基本的には、好きな野菜をいれていいのよ。入れる材料は、細かくしてね」

 ……という、ご返答をいただきました(笑)。しかしながら、ミネストローネには、絶対に入れなければならない野菜があります。

 にんじん、セロリ、たまねぎ。この三点は絶対に入れるそうです。ブロードの基礎だと話していました。残りの野菜はスープに合いそうなものならなんでも入れていましたね。残って傷みかけた野菜をよくミネストローネにすると話していました。

 写真のボウル内にあるものは、ニンジン、タマネギ、セロリ、ズッキーニ、キャベツですたぶん。他の回には、モヤシやフィノッキオ、カリフラワー、ブロッコリ、カボチャ、インゲン、豆類、ホウレンソウちょっとなどを入れていたのは見たことあります。たまにミニトマトみたいなのは入れてたかな(ホール缶を入れたのは見たことありません)。ナスとパプリカは入れないようです。ジャガイモは入れると保存がきかないので、あまり入れたくないそう!

b0206901_1283826.jpg マリナのミネストローネは、写真のように細かく刻んだ野菜と水を圧力鍋に入れるのみです。ローリエは入れますが、油は使いません(イタリア的には、オリーブオイルは生で熱さないのが一番良いと信仰されている・笑)。圧力鍋に野菜が浸る程度の水をはり、強火で10分くらい。そして圧力が抜けるのを待つ。蓋が開いたら出来上がりです。

 味付けは、食べるときに塩コショウ。そして、粉チーズにオリーブオイルを大さじ一杯たらします。オリーブオイルは、生のものを最後に!です。物足りないときは、米やスープ用のショートパスタ(粒上のとか、線状パスタを細かく砕く)を投入します。野菜のかたちが残っていれば、ハンドミキサーで勢いよく粉砕!どろどろにしていただきます。イタリアでは、野菜のかたちをなくして食べるのが好きなようです。……うちの周りだけかもしれませんが。

 ミネストローネとパンという軽い夕食はかなり好きです。足りないなーと思ったときは、チーズや生ハムをつまんだり、パンにはさんで食べたりしますね。健康的です。オリーブオイルたらさなかったら、一番ヘルシーでダイエットにぴったりなイタリア料理だと思いますよ。

 ラストは、写真の調理器具紹介。メッザルーナ(mezza luna)という両面の包丁です。柄を両手で持って、パセリやにんにくといったドレッシングに使いたい野菜などをゴリゴリします。かなり便利な器具です。メッザ・ルーナは和訳で「半分の月」。半月と名がついているところもお気に入りです。
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by gosuiro | 2011-05-25 02:13 | おいしいレシピ紹介 | Comments(0)


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