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チェコ、プラハ行きの旅記録*03
チェコ、プラハ行きの旅記録*03_b0206901_231264.jpg 前回のプラハ写真(コチラ)もあわせて、チェコのお話最終回です。ちょっと東欧の話も絡めつつ、今回もはじまりの写真は聖ヴィート大聖堂です。

 この内部にある、ミュシャのステンドグラスはやっぱり写真よりも現物が一番(前回の写真にあります)。迫力と彩度が違う。写真だとおさまりきらないというか……実物はものすごい大きいんです。よくこんなんつくったなあ、というくらいです。イタリアでも広い教会の壁画とか散々観ましたけど、ガラス絵は透過するので光の屈折が違うんですよね。太陽次第で印象が変わるので、何度観ても飽きず素敵です。

 よくよく考えてみると、ローマにステンドグラスをしっかり使った教会ってない気がします。こちらの大聖堂はミュシャのステンドグラスの他にも、たくさんステンドグラスがあり(制作年代はより古い)、美しいバラ窓もあります。ステンドグラス好きには本当にたまらない。一押しはボヘミアらしくガラスアートですが、他にも大聖堂には見ごたえのある部分は多いです。
チェコ、プラハ行きの旅記録*03_b0206901_232855.jpg 特に写真2枚目の、聖ヴィート大聖堂外観。ものすごい気合の入ったゴシック様式です。ゴシック建築が好きなら外観を一日見ていても飽きないと思います。私も詳しくは知りませんが、観るかぎりいろんな時代のゴシック様式がまざっている印象があります。なにか独特なんですよね。中も外も見飽きない大聖堂ってなかなかないですよ。とても個性を感じます。

 プラハはかなり平坦な街で、高台にあるのがプラハ城です。この大聖堂も内包している城に行けば街が一望できます。城から街へ下る階段の景色はとても好きですね。

 その景色が、写真3枚目にあたります(記憶が正しければ・苦笑)。左端に細く下る階段が見えますが、ここからモルダウ川の通る旧市街中心部に向かうわけです。この階段は眺めもいいし雰囲気もいいし、なんかもう自前のロリータ服を着て駆け下りたいくらい(笑)。

 さて、プラハの行き方について。弟は、チェコの国際空港からバスと地下鉄を利用したそうです。空港から旧市街への直通バスがないので、一番楽なのはタクシーを使うパターンですが……値段の面でやさしくはありません。
チェコ、プラハ行きの旅記録*03_b0206901_2324780.jpg 一方、チェコの公共機関は比較的安全みたいなので、タクシーを使わなくてもいいと思います。バスは地下鉄駅に接続している市バスを利用します(駅に接続している線はいくつもあるので、事前に調べるのもいいし現地でチケットを買うときに訊くのも有。とりあえずわからなかったら店のひとや中年のおばちゃんあたりに訊くこと。そのため、せめて活用頻度の多そうな英語フレーズは覚えておいたほうがいいです。これ個人旅行の鉄則)。

 バス→地下鉄をおすすめするのは、一日券を買えば市バス・地下鉄・トラム全部使えるから。かなりお得です。ちなみに弟いわく、空港から中心部に行くまで一時間はかかるとのこと。一日券などの交通チケットは空港で簡単に買えるようです。

 あとは中心部に両替商が少ないとのことなので、到着ロビーに着いたら両替→一日券を買う、というのがいいのかも。空港の両替所が一番レートはいいらしいです。ちなみに、チェコは独自通貨の「コルナ」。チェコでしかキホン使えないので、大金を両替すると余ったときに面倒かも。クレジットカードとの併用を想定した両替をおすすめします(100円でもカード使えるところはカードで切るくらいの意気込みで・笑)。
チェコ、プラハ行きの旅記録*03_b0206901_234253.jpg また、プラハで日本円→コルナの両替ができるかはあやしいので(できても少ないはず)、予備でドルかユーロ札をつくっておくのは大切です。いざとなったときは使えるので(残って帰国しても次回の旅に使える国際通貨ですから)、ドル・ユーロ札は準備しておくのはおすすめですね。

 次に、チェコの食事。……簡単に言えば、とりあえずビールです。もうどえらい大きさのビールジョッキでがぶがぶ飲む。そして腸詰のブルストとマッシュポテトがあれば完成です。私はそれで翌日胃腸を壊して高熱を出し、散々な目に遭いました(笑)。それからアイルランドで本場のギネスを飲むまで、ビール嫌いになったという……ブルストは今もそんなに好きでないですね。好きなひとは好きだと思いますが、チェコとドイツ料理は正直私のトラウマです(笑)。

 全体的に味が濃くて重いんですが(大抵日本人から見て欧州料理はそうですが)、ただフィッシュ&チップスみたいにギトギトの油はあまりないかな。写真4枚目の弟のように、お洒落な料理とビールを選べばいいんです。弟は食道楽なので、肉とポテトの中でも一番美味しそうなのを選んだみたいですが、やっぱり味が濃くて重そう。ビールがあってこそ、調和するんでしょうね。ビールありきの料理が多い気がします。
チェコ、プラハ行きの旅記録*03_b0206901_2335116.jpg つまり、チェコ料理はビール嫌いには比較的過酷かもしれない(苦笑)。チェコってビール消費量トップクラスですもんね。本当にそんな感じ。野菜をとるならスープとかピクルスですかね……まあ欧州のビネガー料理が苦手だと過酷度は増しますよね(私もはじめは大嫌いでしたが、イタリアに住んで克服しました)。でも、おいしい料理はあると思うので、行ってから探してみるのは楽しいと思います。

 最後に、チェコ土産についてですが、私が行った10年くらい前に比べて物価は確実にあがっているようです。特に観光国にうまく生まれ変わったみたいなので、お土産はそれなりに高くなっているかも。ボヘミアンガラス(ピアスとかグラスとか)と民芸人形とか? あとはやっぱり国を代表する絵画アーティスト、ミュシャ関係のものでしょうか! ミュシャの絵を施したハガキとかメモ用紙とかアートブックとかマグネットとか探せばあるはず。ひとにあげるならその手のものが配りやすいと思います。ボヘミアンガラスよりは確実に安いし(笑)。私が訪れたときは、ボヘミアンガラスのピアスを買いました。

 もうひとつ自分用の土産として、個人的にどの国でも「これは買う!」というものがあります。次回は私が自分で買ってきたり、旅好きの弟にお土産でお願いするものを紹介しますー。(ラスト写真は、プラハの旧市街広場。奥はヤン・フス像。天文時計もその広場にあります。)

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by gosuiro | 2013-10-23 23:20 | ⑥チェコ旅行記 | Comments(0)


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