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【04ROMA留学エッセイ2010-02b】★ローマの抱く諦観と、カーニバル
 過去に書き溜めたイタリア留学エッセイの第四回目です。前回のエッセイ、「イタリアと日本の物欲と飽和について」は、コチラよりお楽しみいただければ幸いです。
 今回は、ローマに長く住む人々の話とカーニバルについて、です。読まれる方々にも、イタリアと日本の生活文化の相違が学べますよう、今後も推敲を重ねていきます。(欧州比較文化、西洋哲学の体得を狙って留学しました。)それでは、下記よりどうぞ……。


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 ローマには、いたるところに遺跡がある。そして掘れば掘るだけ新たらしい遺跡が見つかるのが、ローマである。ローマの中心部には2本の地下鉄が通っており、3本目が着工しているものの、当初の完成日時から大幅に経過している。おそらく元々の仕事が遅い傾向にあるお国柄に重ね、何千年前から存在している都市ローマらしく、掘り進めるごとに古代遺跡の何かを掘り当ててしまっているのだろう(一方で、いろいろな利権がからんでいるせいで遅れているという話も、関係者の方から聞いた)。

 私がローマで最も好きな名所は、古代ローマの中心地であったコロッセオとフォロ・ロマーノだ。この遺跡群は、古代ローマの中心部として機能していた区域であるからして、かなりの面積を誇っている。周辺にあるテヴェレ川沿いの遺跡とあわせて散策すれば、あっという間に一日が終わってしまう規模である。入場料もそれなりにするものだから、私が鑑賞する場合はもっぱら野外から眺めるのみである。とはいえ、外から眺めるだけでも見ごたえのある遺跡群だ。そして、ライトアップは群を抜いて美しい。

 二月のローマは観光のオフシーズンということで、とても落ち着いていた。風は冷たくも、雲ひとつない晴天はまさに小春日和といった感じだ。この日はともに住む家主であるマリナとコロッセオ・フォロ・ロマーノ散策に出かけていた。ローマをよく知る人とローマのシンボルを見に行くことは、とても贅沢なことであるようにも思えた。マリナはローマの歴史に詳しいし、とてもユーモアがある。

 古代ローマの石像や有名な王を指差して、「私の祖先よ」と、得意げに話すマリナは、同時にどの王がどう重要なのかも丁寧に教えてくれた。イタリア語がおぼつかず、英語はすっかり忘却のかなたへ飛んでいる私に、専門用語が使われたプレートの説明書きは難しい。そうしたときに、マリナはわかりやすい言葉で説明してくれるわけだから、散策の楽しさもひとしおだった。なんせマリナはコロッセオ周辺の遺跡を人一倍熟知している。

 そんな彼女がパランティーノの丘を歩きながら、こんな話をはじめた。

「ローマは二千年以上の長い間、たくさんの王が君臨しては滅びたり、国土が他の国や他民族に乗っ取られたりを繰り返してきたの。私たち市民は、その様をずっと見てきた。彼らの君臨して滅ぶ様をただ眺めていたの。どんな王でも栄えるときがあれば、滅びるときがあるのよ」

 この言葉を聞いた瞬間、真っ先に思い浮かんだのが平家物語だった。そしてそれは、日本人の精神に培われている『もののあはれ』の感覚であった。マリナが話したことは、間違いなく日本で言う諸行無常であり、盛者必衰のことだったのである。私はとても驚いていた。イタリア人……というより、ヨーロッパの人が、こうした感覚を身に着けているとは思いもしなかったからだ。

 確かにローマという街は、ヨーロッパの中でも特別な街だ。すべての道はローマに通ず、と言われるほどであるし、ギリシャなどと並んで信じられないほど古代から生き残っている街である。アラブ諸国とアフリカ大陸も近い。たくさんの国々に翻弄され、存在自体が生きた化石のようなものだ。他のヨーロッパ都市とは、明らかに違う独特な様相をしていた。

 私がローマに惹かれたのは、古代と中世と現代が今も自然に同じ線上で息づいているところであり、どこかただ流れる時のまま、歴史に抵抗できる受け入れている体を感じたからだ。人種のるつぼというよりは、歴史のるつぼといったところだろう。混沌としていながら、人間の歴史を忠実に象っているのがローマという街なのだ。

 だからこそ、マリナは盛者必衰と諸行無常を無意識に肌に身に着けたのかもしれない。ただ、はじめは、たまたま感受性の強いマリナだったからこそ悟れた感覚なのかと思っていた。しかし、別の機会で知り合った、ローマに古くから住んでいる老齢の大学教授と話しているときにも、似たようなことを言われた。

「何千年にも渡り、多くの権力者に支配され、そして滅ぶさまを、私たちはただ眺めていた」

 彼の言った言葉も、意味をたどればまさしく諸行無常であり、盛者必衰のことだった。ローマ周辺に昔から住んでいる多くの人が、日本人に馴染みのあるこの感覚を同様に持ち合わせているのかもしれない。その推測は、ローマへの親近感を私により与えていた。そして、そうでなくても、ローマの民は、思っている以上に心が繊細なのかもしれないと思ったのである。

 一般に日本では、イタリアの国民性として、陽気で愛に生きる人種だと思われがちである。しかし、このローマの地でイタリア以外のいろんな国のひとと接して、案外そうでもないと思うようにもなってきている。イタリア人よりも陽気で、お茶目なところもあるのはスペイン人のような気がしてならないのだ。事実、私の通う語学学校でクラスメイトにスペイン人がいると、かならず彼らはクラスのムードメーカーになっていくのである。彼らは基本が明るく無邪気だが機転もきく。

 イタリア人は、そんな彼らに対して一歩引くような姿を見せることが多いように感じている。少しシャイなところがあって、妙に計算高いところはあるのに不器用で、困った場で場を和ませる微笑をつくることもできる。押しが強いのは素直さからで、意外に諦めるのも早い。人が困っていると(仕方ないという顔をしながら)手を差し出してしまうし、人間関係を案外大切にする。相手に対して好ましい部分を見つけると、厳しい顔をしている女性でも笑顔を見せてくれるのがイタリア人……というより、ローマの人なのではないかと思うのである。

 最後に、イタリアにおけるこの時期の風物詩について書き残しておこうと思う。日本でも伝わっている仮装のフェスタ、カーニバル(謝肉祭)である。ヴェネチアのカーニバルは、特に有名だ。仮面などを見たことがある人も多いと思う。

 このカーニバルは、ヴェネチアだけでなくイタリアの大都市でも開催されている。イタリアの首都であるローマでも同様に開催されていた。

 フェスタの中心部だったポポロ広場に訪れた際は、子どもたちの多種多様な仮装に頬をほころばせたものだ。お姫様や騎士の仮装だけでなく、キャラクターものから、動物のつなぎのかぶりものなどといった仮装を着た子どもたちが、様々な色の紙ふぶきを花のように撒いてはしゃいでいる。

 その近くの路上では、大人たちの仮装によるピノキオ劇がはじまり、子どもたちが座り込んで熱心に見入っていた。時おり、若者たちの仮装が行進しながら広場にはいる。特設のテントや、馬術を見せる大型の特設施設などが設置され、ローマのカーニバルもそれなりに大規模なものなのだ。一週間くらいはカーニバル関連の催しが続く。その間、静かだったローマ中心部はやさしい活気に溢れるのである。



◆次回【エッセイ05(3月前半編)】は、3月更新予定。タイトルは「美と権力はイコールでつながる」です。
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by gosuiro | 2011-02-27 00:05 | ROMA留学エッセイ | Comments(0)
旅行者注目!な、改悪話? a Roma.
b0206901_22344953.jpg 2011年になって、(旅行者をふくんだ)生活にかかわることが改定されました。一番大きいのは、ローマの地下鉄の話だと思っています。終電が早くなったんですよね……。

 ローマには地下鉄が二本あり、A線B線と呼ばれています(C線も今後開通予定)。他の交通機関は、バスとトラムで、ストライキ(イタリア語でショーペロ)がないかぎり、地下鉄を使わなくてもそこそこ便利に移動できます。しかし旅行者にとっては、地下鉄が一番使いやすいはず(私も昔ローマへ旅行に来た際は、地下鉄を利用して観光しました)。

 この地下鉄のA線のほうですが、4月まで終電21時に変更となりました(土曜日除く)。

 主要線が21時終電ってありえないですよね。東京丸の内線の終電が21時になるようなもんですよ! 仕事で地下鉄使っている人ってどうなるんだろう……と、思いましたが、そうだ、ここはイタリアだった。あんまり働きたくない国だからいいのか。でもそれってどうなの。

 B線は通常運行のようです(23時くらいまで走っています)。おそらくB線が21時止めにならないのは、B線がつなぐ先に新市街のEUR地区があるからだと思います。関東圏でいう、幕張に似た感じの場所です。

b0206901_2237465.jpg さて、地下鉄A線の業務終了後は、代わりとしてバスが運行されているそうです。そのように告知されていました。なので大きな問題はないでしょうが……私がローマ初旅行だったら頭抱えますよ、これ(ちなみにスペイン広場の駅[Spagna]は、道が一方通行なため、バスは通過する模様。少し歩いてひとつ前の駅、フラミニオ駅[Flaminio]のところから乗ると楽です)。

 超一大観光都市なのに、旅行者にも市民にもやさしくないというか……あ、旅行者向けの改悪といえば、1月からローマ観光税がとられます。ホテル一泊プラス2ユーロなどなど……さすがローマ、足元見てますねー(笑)。日本から友人が旅行に来たときはキッチリとられましたので、これは確かです。

 一方、1月からスーパーなどの買い物袋として使われているプラスチック袋の使用が禁止になりました。なくなるものなのかと思えば、スーパーでは別種のレジ袋をだしているような気がします。また、朝市や他のところではまだ普通に使用されています。スーパーのレジ袋は大抵課金制ですが、ローマでは課金してでもレジ袋使う人がけっこういます。日本のほうが課金システムでエコバッグが浸透しそうな気がしますね……。

b0206901_2248654.jpg 他にも微妙なものが微妙に改定されているのかもしれません。日本も似たようなものかもしれませんが……地下鉄はさすがにないなあ(笑)。改悪といえば、現在、地下鉄テルミニ駅(ローマ市中央駅)は改修工事の真っ最中で、乗換えがカオスになっています。毎回、ホームに行くコースが微妙にかわるという。しかも一方通行です。私は極力近づかないようにしています。ひどいのは、一度地下鉄駅を出て、反対側までいちいち歩いて線を乗り換えなければならないとか(主にラウレンティーナ行[Laurentina]の乗り換えです)。

 ……オーガナイズが得意なほうの日本人としては、どうしてこんなぐだぐだなやり方してんの、と頭を抱えたくなりますが……ローマだもんね。イタリア人だもんね(生暖かい微笑)。

 妙に行政側ががんばりだしたり金勘定したりしているのは、2020年オリンピック開催誘致にローマが名乗りをあげているから、と、陰で考えている私です。

 最後に写真の話。一枚目が地下鉄B線の古い車両、二枚目が新車両(A線はほぼこの車両)。三枚目がA線業務終了21時のお知らせです。三枚目は、イタリア語勉強の一環でお楽しみください……下の部分が英語表記なので、イタリア語と英語の違いが見事にわかります。
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by gosuiro | 2011-02-25 23:05 | イタリア的雑記 | Comments(0)
イタリアの家庭料理、チコリ葉のタルト
b0206901_1163273.jpg いろいろ書く予定を組んでいましたが、今日はマリナさんがお料理していたところをずっとキッチンで見ていたので、イタリア料理のお話! (微妙なレシピも付きです。)

 今回マリナがつくっていたのは、野菜のタルトでした。パイ生地を使ったキュシュではなく、パスタ生地のタルトです(ちなみにキッシュはフランス料理)。パン生地でもパイ生地でもなく、パスタ生地というのがイタリアらしい……。イースト菌は使われていません。ただの生パスタです。イタリアではスーパーの冷蔵棚に置かれ、手頃に売られている一品。ラザニアなどにも使えます。

 日本では手に入りにくいという話をしたところ、マリナいわく、手に入らないから自家製でつくるのもいいし(そちらのほうが難しいっすマリナさん)、ピッツア生地みたいなのでも悪くないとのこと。

 まず、中のものの調理法からです。分量は……つくっている人の好みでお好きなようにやりくりしてください(アバウトですいません)。

b0206901_1195460.jpg 絶対に使わなければならないものは、ニンニクとオリーヴオイル、ペペロンチーノです。他にケッパーとアンチョビを入れると風味が増します。この二種を使う場合、塩はあまり使わないこと(双方塩漬けなので)。オリーヴオイルは、大さじ4以上必要だと思います。ニンニクとペペロンチーノはお好みで(ニンニクがきついほうが、イタリア料理っぽいです)

 中身の出来上がりが、一枚目写真。野菜は、チコリの葉とビエトラというイタリア野菜を使っています。ほうれん草など水気の少ない葉ものもよろしいとのこと。エビや魚をそれにたしてもおいしいそうです。オリーヴオイルをいれ、ニンニクを揚げるように炒めペペロンチーノと野菜をいれます。水を少し入れて、水が抜けるまで炒めます。

 二枚目写真のように、オーブンでも使える容器にクッキングシートを敷いて、生地で覆います。その中に油でしっかり炒めた野菜をいれます。その上にもう一枚、生地を乗せて下の生地とあわせます。

 被せた生地には、かならず空気穴をつくること。フォークでいくつも差して空気の逃げ道をつくります。照りをつけるために、卵の黄身を上に塗ります(塗らなくても可)。オーブンで175度、余熱で温めてから30分焼き上げます。

b0206901_11121933.jpg そして出来上がりが、ラスト写真! マリナがせっせと健康的な料理をつくっているのは……実は、我らのエレナ姉ちゃん(マリナの娘でプロダンサー)が、この冬妊娠したからです。家は現在エレナの彼氏とエレナとマリナと私で暮らすという、スーパーカオスな状態になっています。誰も予想していなかったこの事態。エレナも「自分が妊娠しているのがいまだに信じられない」といっております。

 そのカップルは、結婚するしないで微妙な攻防をみせていますが……マリナと私は、子どもが実際生まれて数年経ってから結婚しても別に遅くないでしょ派です。相手と出会ってまだ半年だし……欧州は日本のようにデキたらとりあえず結婚! という文化でもないので、急ぐ必要はないですよね。逆にうっかり結婚したほうがうまく行かないカップルもあるという話を、マリナとしています。

 正直、そういう考えのほうが私も好きなんですけどね(苦笑)。日本の慣習はこうじゃないから仕方ないか……。ちなみに過干渉のマリナは、つい娘に口出ししたり先回りして行動してたりしているため、娘に「私のオーガナイズを信用してないの! 勝手に決めないでよ、私の子どもで、私の人生なのよ! 」とキレられ、よく言い合いをしています。その点の母子の関係性は、日本とあまり変わらないイタリアです。

 私もつい、マリナの手を出したい気持ちはよくわかるけど、母になるエレナの気持ちを尊重したら、彼女はオーガナイズできる人でしょう、と、マリナママに言ってしまいました。日本人並に心配性だもんね……私より日本人でびっくりするよマリナ。なぜイタリア人なのか問いたいくらい(娘に頭でっかちとよく言われているし)。

 ちなみに、その本人マリナは、イタリアから脱出してイギリスに逃げたいそうです。北イタリアで住んでたときのほうが性格にあってたといつも影で嘆いているし……そりゃそうだわな、その性格で南イタリア住んでたらストレスたまるわな(苦笑)。
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by gosuiro | 2011-02-23 11:15 | おいしいレシピ紹介 | Comments(0)
イタリアのGOODインテリア小物と、小説更新情報です
b0206901_7422852.jpg こんにちは。花粉症の症状で死にそうになっている今日この頃の私です……。

 イタリアでも日本でも、私はずっと花粉症に悩まされる運命のようです。しかし、マスクが世間的につけられないローマの環境のほうが、今は辛いのかもしれません。この間、家主のマリナと二人でマスクをして娘のエレナお姉ちゃんの帰宅を待っていたところ、玄関を開けたエレナさんにネタで半テロリスト扱いされました……もう、沖縄に逃げるしか花粉症から解放される方法はないんですかね(苦笑)。

 小説更新のお知らせです。02月19日名義で、小説【 トランスオレンジ 】をUPいたしました。

 こちらより読むことができます→ 【 トランスオレンジ 】を読む。ケータイサイトは日本帰国までの暫定版となり、遅れて更新しています(コチラです)。小説やブログのご感想・リクエストをいただけますと、とても嬉しいです。

 今回のお話は少し怪奇的かもしれませんが、半分くらい実話です(変な話、当時そうした感じでした)。ご興味ある方は、お気軽にどうぞ。ちなみに、タイトルはPlastic tree曲からです。小説ページでは現在ジャンル不問で20作以上UP中です。上記リンク、また右記リンク「午睡露メインサイト」よりご閲覧ください。右記リンクでは、拍手欄『CLAPS』にお礼用小説を設置。お礼用小説も近々更新予定です。

 そして、拍手やコメントをくださいました方々には、心より厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。

 さて、今回の写真は、旅行から戻ってきたマリナさんからゲットした、彼女の友人お手製の置物です。貝とビーズをあわせるセンスにものすごい感動を覚えました。ザ・イタリアのセンスという感じです。大胆な発想なんですけど、繊細なんですね……。

 イタリアは、こうしたお手製がプレゼントに好かれる気がしています。品物は買っても、ラッピングは自分でする、といったような感じです。でも、こうしたお手製づくりがイタリアの人のセンスを磨くのだろうな、と、最近思っています。ちなみに、生粋のイタリア人でもセンスの残念な方は、やはりいらっしゃるのです……。

 一方、今週はイタリア、サンレモ音楽祭ということで、国営テレビは朝から晩までサンレモ祭となっていました。大物アーティストたちの個人対抗戦のようなもので、参加者が電話でジャッジするという、まさに国民が参加する音楽の祭のようです。

 私がテレビをつけてなくても、家主のマリナがいれば「なんでサンレモ見ないの! 」と、いいながらテレビをつけたり、よその家からサンレモを流す音が耳に届いたり、皆けっこうサンレモを見て一週間アーティストの批評をしまくっています。ちなみに、このサンレモ音楽祭、開始時間は21時前で、深夜1時くらいまで行なわれます。マリナはいつも寝落ちて、私も飽きて部屋に戻り、結局お互い毎度最後まで見れた試しがありません!(笑)。
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by gosuiro | 2011-02-20 07:52 | 小説作品更新情報 | Comments(0)
ローマで一番おいしいチョコレート屋といえば! SAIDよね!
b0206901_12322215.jpg 今まで散々ローマのおいしいジャラートやお店を紹介するとかなんとか言いながら機会をすっかり逃していましたが……バレンタインネタに便乗して、ご紹介です。

 一発目から、あまり人に教えたくないくらいのローマの隠れた名店です。ローマに住んでいるグルメな人ならば、一度は耳にしたことがあるかもしれないチョコレート屋(+カフェッテリア)がこちらになります。

 SAID(サイード)というお店です。……というか、今調べたらここ、2月12日放送の『世界!弾丸トラベラー』バレンタイン弾丸旅行の中で、紹介されていたんですね! あらびっくり。日本のテレビで紹介されていたとは、これまたすごいタイミングですね。数日前に、隠れた名店じゃなくなったのか(笑)。

 ローマに住んで、家主マリナがこの店の情報を仕入れてからというもの、SAIDによく通っています。バレンタインの日も、SAIDまで普通にチョコ買いに行っていました……(『世界!弾丸トラベラー』番組リンクは、コチラから。テレビで紹介されていたらしい回は、佐藤かよさんの「ローマで最高のバレンタインチョコを作って告白したい」です)。

b0206901_1235889.jpg しかも、この番組でローマっ娘100人の人気チョコ 第1位で紹介されているとは! どこから仕入れた情報なんだろう(笑)。でも確かに、それはあながち間違ってはいません。実際バレンタインの夜に行ってきましたが、カフェの部分は満員御礼でした。チョコがおいしいのは事実です。

 それ以上に、特筆すべきは、このインテリア。コーディネートが最高にセンス良いんです! ゴテゴテ感はあるのに、すごく見栄えとは、センスがものすごく良くないとできませんね……私が日本でカフェを経営するとしたら、この店を目指しそうです。

 さて、詳しく紹介です。行き方の説明は最後にまわして、店内は一枚目の写真にある感じです。チョコ屋とカフェが併設されていて、こちらはチョコ屋さんの部分。ずらーっとチョコが並んでいます。いろんな種類がありますが、スタンダードな板チョコもおいしい! 

 二枚目の写真は、その板チョコ。ミント風味、ペペロンチーノ風味、しょうが風味などいろいろあります。100gで3ユーロくらいですから、お土産には抜群です。他タイプのチョコは少し高めかも知れません。個人的にはコーヒー豆っぽいチョコが好きでした。ここで前お茶したときに、カプチーノかなにかのお茶受けとして出されました。すごく美味しかったです。

b0206901_12424692.jpg 三枚目も(少しぶれていますが)、チョコのコーナーです。ガラスケースやアンティーク家具が使われ、引き出しにもチョコが詰まっています。実際は、チョコだけではなくSAIDデザインのバッグやお茶なども売られています。見ているだけでも飽きない店内です。

 三枚目写真の左奥から先からカフェエリアとなります。去年の夏に改装して、さらにテーブル席が増えた気がしますが、マリナちゃんは前のほうが素朴でよかったと嘆いていました(苦笑)。それでも、良い雰囲気なのには変わりがありません。すごくお洒落なんですよね……私から見れば、ローマでトップクラスのお洒落さ、いや、一番です。一番好みです。

 イタリアは、飲食といえば基本がbarという、エスプレッソやパニーニなどを出す軽食屋ばかりです。そして大概、ちょっと野暮ったい感じのところが多いのです。そして、ローマで紅茶を専門にしたカフェッテリア系のお店は多くありません。

そして、あっても隠れ家のように点在しているのがローマのカフェ。SAIDも立地が有名スポットとは完全に外れた大学地区にあり、行き方が少し難しいからか、外国人観光客をほとんど見たことがありません。地元の人ばかりです。その多くはバイクや車で訪れています。

b0206901_1364679.jpg 四枚目は、併設カフェの部分です。北欧か北イタリアかフランスかキルケニーのカフェか! というくらいセンスに脱帽。いつ見ても、ローマとは思えない(ローマにこういうの求めていませんが)。

 こちらでは、昼ビュッフェもあります(2010年秋まで確実にあった)。またリストランテと同じように、普通の食事もできますが、料理の金額がけっこう高いのです。私は、軽く食事をオーダーして、メインをチョコプレートを頼むという方法にしていました。

 10ユーロのチョコプレートは、店内のチョコ6種類分好きなものを店員さんが取り分けてくださいます。二人でいけば、20ユーロで12種類食べられるわけです。ちなみに、それを過去マリナと一緒にしました(今はどうなっているか謎です。チョコもビュッフェになっているのかな。ビュッフェは日本と違い、基本一皿一回分かぎりです)。

 チョコプレートの中身は、マリナに全部決めてもらいましたが……彼女は大興奮のまま指と口の周りをチョコまみれにして食べていました。60歳こえて子どもとかわらんし! と、突っ込みをいれたかったくらいでしたが(笑)、イタリアの人ってこういうかわいさがあるんですよね。甘いものに向き合う、笑顔のイタリア人ほどほっこりするものはないと思う今日この頃です。

b0206901_13461891.jpg 併設のカフェは12時半からはじまって23時くらいまで開いていますが(日曜休)、夜は毎日ものすごく混んでいるので、行くならば18時までにチョコを食べに行くのが一番いいのではないかと思います。ちなみに、店員さんが英語使えるかは知りません! お客さんも、イタリア語使う人しか見たことないから、……どうでしょう。行く価値はすごくあると思いますが、難しいのかな。店舗のほうは、朝10時半くらいから開いているようです。

 実際、私がバレンタイングッズとして購入したものが、六枚目の写真です。ガラスの瓶に詰まっているチョコが4ユーロ、一番手前にあるのはヒマラヤ塩を使った限定板チョコで2.5ユーロとかだったはず。思ったより高くないのです。そしておいしいと思います。

 イタリアで、チョコといえばトリノとシチリア島のモディカのほうが有名ですが、なかなか現地には足を運べないので……チョコの町ではないですが、ローマも美味しいチョコは探せばあるんだよ、ということで。ちなみに日本ならば、ロイズのクリオロチョコビターが一番おいしいと思っている私です。あれ、本当にウイスキーとあうんですよねー。おすすめします。そして生チョコに興味がまったくない私。クリオロビターが恋しい(ちなみに、コレです)。

b0206901_1353096.jpg 最後に、SAIDの行き方ですが……テルミニ駅(ローマ中央駅)から徒歩で15分くらい行けば着きますが、少し物騒なのと難しすぎるところがあるので、地下鉄B線のポリクリニコ(Policlinico)からトラステヴェレ方面行きのトラム19番かバス3番を使って、サンロレンツォ(San Lorenzo)停留所まで向かったほうがいいかもしれません。

 そこから警察のある道を真っ直ぐ進めば、頭上にSAIDの旗のようなマロン色の看板があり、その角を右に曲がった行き止まりがSAIDです。ラスト写真の通り、路地の中の奥にあるのです。完全に隠れ家なんですよね……。そして説明しずらいところなので、適当な道案内で申し訳ないです。

 いっそタクシーで行くのが一番なのではないかと思うくらいですが、帰りのタクシーがつかまらないかもしれない。そして店員に英語通じるかすら謎ということで、かなりレベルの高い場所ですが……旅行はそういうのが醍醐味だということで! ローマを旅行される際はおすすめします。日本のテレビにでたくらいですし。しかし驚いたものです。後でマリナに話そうっと。

 下記は、住所およびホームページです(リンクから飛べます)。
 ◎『SAID』 Via Tiburtina 135 ROMA *  www.said.it
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by gosuiro | 2011-02-17 14:18 | 国内外の美味な食事処 | Comments(0)
Buon S. Valentino!
b0206901_1314546.jpg 本日はバレンタインデーです! イタリアでは、守護聖人サン・ヴァレンティーノ(S. VALENTINO)の日という何気に由緒ある日となっております。世界規模になったバレンタインデーですが、実はこの守護聖人の日からとられているのです。ちなみに、イタリアでは男性から女性に愛を届ける日……ではなく、男女関係なく愛する人に愛を届けあう日といった感じになっているようです。

 というわけで、気合のはいったショーウインドーを、近所で見つけたので、写真を撮ってみました(笑)。それが、一枚目の写真です(ローマです)。愛する人にお届けするのは、イタリアでもチョコが基本らしい……。これは元からあった伝統ではないと思います。 

 2月、3月は、こうしたちょっとしたフェスタが続きます。3月8日は女性を祝う日で、ミモザという花を贈る習慣があります。ちなみにその前後の日、ローマ市のミュージアムが女性だけ無料になる嬉しいイベントが毎年行なわれています(突然しなくなるのがイタリアなので、今年は知りません! )。

b0206901_136276.jpg また、イタリアで3月19日は父の日。由来は、この日の守護聖人 S. GIUSEPPE がイエス・キリストの父親(人間のほう)であることからです。イタリアにも母の日はありますが、日本と似て5月。そちらは宗教に関係はないようです。イタリアでは、父の日が伝統的にあって、母の日は後からついてきたようです。日本と逆ですね(日本は母の日が先にできて、父の日は後からつくられた記憶があります)。

 そして、2月は少し過ぎてしまいましたが、2月11日の日本の建国記念日。この日はなんと、バチカン市国の独立記念日(ムッソリーニがラテラノ条約を締結した日)でもありました。家主のマリナちゃんと、日本の建国記念日の話をしていて知った驚きの事実! マリナが「奇遇ね~」といっていました。近年の独立ですが……私は何か言い知れぬものを感じます。(苦笑)

 さて、今の頃からそろそろカーニバルの時期になるのですが、今年は移動祝日の復活祭日(イースター。イタリアでパスクアと呼ばれています)が、とても遅いのです。それも、なんと4月末。通年3月~4月中旬に設定されることが多いのですが……ちなみに、カーニバルのフェスタ期間は、復活祭日の40日前までと決められています。去年は2月の今頃がカーニバルでにぎわっていたのですが、今年はそれもかなりずれるようですね。

b0206901_1394780.jpg しかし、2月がはじまってからすでに、スーパーもカーニバル仕様の売出しがはじまっています。二枚目がその写真です。ヴェネチアのカーニバルが有名ですが、ローマのカーニバルもかわいいものです。今年はいつイベントをやるのかしら。

 後は、お知らせ……前回のエッセイを加筆して再更新しました(コチラをクリック)。イタリアでよく見られる表示、スコント(Sconto)と、オッフェルタ(Offerta)の説明追加です。

 今回のような小ネタだらけのブログ回も、なんだか良いですね。……なんて思っているのは、私だけなのかも。

 最後に、ラスト写真……どこかで見たことあるな~と思った方は、私のブログよく見ていらっしゃる方だと思います。ご閲覧、ありがとうございます。そして、拍手をくださいました皆様、心遣いに深く感謝しています。本当にありがとうございます。嬉しく感じております。心から愛をこめて、Buon S. Valentino!! 
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by gosuiro | 2011-02-14 13:21 | イタリア的雑記 | Comments(0)
【03ROMA留学エッセイ2010-02a】★イタリアと日本における、物欲と飽和
 ブログを開始前から書きためていた、イタリア留学エッセイの第三回目。前回のエッセイ、イタリア的クリスマスと正月の過ごし方は、コチラより、リンクを飛んでお楽しみいただければ幸いです。
 今回は予定を変更して、イタリアのバーゲンの話と、日本の物に溢れた飽和社会とローマの比較を先にUPしています。読まれる方々にも、イタリアと日本の生活文化の相違が学べるよう、今後も推敲を重ねる次第です。(元々、欧州比較文化と西洋哲学を体得するため留学しました。)それでは、下記よりどうぞ……。
 ※2月14日付で、加筆修正いたしました。


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  冬の大セール期間が過ぎると、カーニバルの時期まで街はまた日常を取り戻す。お世辞にも清潔な街といいがたいローマでは、相変わらずのあちこちで派手なクラクションが鳴り響き、交通量と喧騒が比例したままだ。そのわりに、観光のオフシーズンであるせいか、中心部は比較的落ち着いている。日中の中心部を散歩するならば、この時期がもってこいだ。

 路地を歩いていると、まだサルディという文字をショーウインドーに残したままのショップがちらほらある。サルディ(Saldi)はイタリア語でセール(バーゲン)という意味だ。ちなみに、イタリアでよく見られる表示でスコント(Sconto)と、オッフェルタ(Offerta)がある。スコントは、イタリア語で割引・ディスカウント。オッフェルテは、提供という意味だ。安く提供するときに使われ、複数形だと語尾が変化し、オッフェルテ(Offerte)となる。

 イタリアでは、夏と冬に大規模なセール期間が設けられている。開始日時は大方決まっており、その日を境に一斉にセールがはじまる。セール開始日の中心部は、多くの在住者で溢れるのだ。セールのはじまる前に、欲しい服などに目星をつけてセールがはじまる日を待つ、というスタイルはイタリア人でも日本人でもあまりかわりはない。

 私はというと、この冬はガーディガンとジャケット、着心地の良さそうなワンピースやブーツなどを購入した。一目惚れして買ったというよりは、必要にかられて購入したといっていい。2010年冬は、ローマでも二十数年ぶりに雪が降るほど寒かったのだ。数年前、大学の卒業旅行で冬にローマを訪れた際は、比較的暖かかった。その記憶があって、今回の留学では防寒グッズを大して持ちこんできていなかった。読みがはずれたわけである。

 しかし、この服選びが思いのほか難航した。服のサイズが、どれも私の体型に大きすぎたのだ。身長も小柄で、日本では七号の服を着ていたような人間のサイズを、イタリアで見つけることは難しいようだ。たとえば、ガーディガンならば多少大きくても気にならないが、ジャケットは身体に見合っていないとだらけた感じになってしまう。

 散々歩いて探してみたが、気に入ったデザインで体型にあうものはなかったり、あっても名の知れたブランドもので私には値段が高すぎた。探し疲れて諦めの境地でいたところ、購入に至った薄手のジャケットに出会ったのである。私の体型からは一サイズ大きかったものの、薄手なのと中に服を着込めば見栄えも悪くなくなるだろうと算段して買った。紺のシンプルなものだが、レースの使いかたに小技がきいていて、フォーマルにもカジュアルにもあわせられる感じである。

 一方、ワンピースはたまたま体型にあっていたものが安く売られていたので購入した。ゆるい感じに着るタイプのものだったから違和感はない。本当は、欲しいワンピースが他にも多々あった。イタリアの服のデザインは、派手なものは派手、シンプルなものはシンプルとはっきりしているものが大多数だ。とはいえ、フェミニンでレースや数種の生地をあわせたワンピースもいくつかの店で見かけていた。ディスプレイに飾られたそれらに興味は向いたものの、端っから購入は諦めていた。

 デザインが自分にあわないからではない。スカート丈が自分にあわないのだ。背が高い人であれば、ディスプレイ同様の雰囲気に仕上がるだろうが、背が低いとやぼったい印象になる。スカートは、丈が膝少し上になるか、膝より下になってしまうかは、着る人の身長で決まる。体重は増減できても身長だけは無理だ。コンプレックスを刺激されるだけなので、一着買ったらそれでことを終えた。その点、ブーツ探しはサイズも多くあったおかげで、簡単にお気に入りのものも見つけられたのである。

 セールで購入したというよりは、イタリアに来て目立って購入したのはこのサルディの時期だけだ。それ以上に、普段は大してお金を使うことがない。食料品や勉強道具といった必須消耗品を買う程度で、大きな支払いといえば家賃と定期券くらいだろう。外食といっても、ランチはおいしくて安いというところを知っているし、それこそ料理上手の家主マリナが時々つくってくれるご飯のほうがおいしいくらいだ。

 つまり、基本的にお金を使わない生活なのである。服はまずサイズがあわないところからはじまって、留学生身分として物は増やしたくないという気持ちもあるし、好きな読書もイタリア語が慣れない身としては、日本語でなければ意味がない。イタリア語での読書は、逆にストレスをもよおす。だからといって、ローマの本屋で日本語だけの小説など見つけたことはない。趣味の旅行も、今は勉強が優先でそれどころではないし、イタリア語の音楽CDを探してはいるものの、案外英語曲のほうが多かったりする。こうなると、もはや本当に買うものがないのである。

 一方、物欲が制限されてしまうと、自分がいかに日本で購入過多になっていたのかがよくわかる。化粧品やサプリメントにしてもそうだ。私は肌が弱いこともあって、肌が荒れるといろいろな美容液を試してみたり、毎日コラーゲンを飲んだりなどしてお金をつぎ込んでいた。しかしローマに来て、それらが気軽に買えない状況になった。

 そしてわかったのだ。美容液にしてもコラーゲンにしても、与えたところで私の肌に効果はあまりないのだということである。肌が荒れるのは単純に睡眠不足からだ。睡眠さえきちんととっていれば、肌荒れにならないしデキモノもすぐ治る。

 日本は本当にモノに溢れている。しかも機能的でデザインも案外いい。イタリアでも、日本製品はシャープペンシルひとつとっても高級品だ。日本では100円以下のものが、300円くらいする。日本から持ってきた便利品で、マリナに羨ましがられたことはたくさんある。

 それこそ、一時帰国のする際の、日本への土産物探しは本当に難航した。イタリア土産といえば、お菓子や食品が主になってくるが、イタリアの美味しい食品はほとんど、すでに日本に輸入されている。日本でも買えるものを土産物にするのはむなしい。それ以上に、外国の食品でも、探せばたいがい日本国内で見つかるというのがすごい。イタリアでは絶対に無理なことだ。イタリアでも通信販売はあるようだが、アフリカ以下と称される郵便事情で手を出すのに勇気がいる。

 日本はモノに溢れすぎだというが、私は消費大国日本でいいと思う。購買欲は経済を活性化させるものだし、この消費文化がなければ、戦後これほどまでに日本が経済大国にのし上がることはできなかったはずだ。

 外国に一度住めばわかる。日本ほど便利で機能的なもので、デザインの種類の豊富な国はない。モノだけでなく、サービスも驚くほど合理的だ。人情味に欠けてきたのは残念な点だが、全体的には誇るべき文化といえる。日本のものは、世界の中でもレベルがすこぶる高いのだ。優れているのである。

 環境関係については、消費過多なのが悪いのではない。発展に消費が欠かせない。問題は、消費された後でどう再利用するかである。環境保護やゴミ問題に関しては、ローマのほうがひどい有様なのだから、日本は消費大国のわりによくがんばっているほうだと思う。

 日本の良い品を、海外に広める活動をもっとすればいいのにと、ローマに住んで常日頃思う。海外の良い品を取り入れるだけでなく、小物や雑貨などジャパン的(サムライや浮世絵のような、外国人が喜ぶもの)ではないが、機能的で物持ちのいい雑貨も海外に輸出すべきだ。案外、かわいいデザインのものが好きな彼らだ。なおかつその製品が使い勝手良いとわかれば、すぐ飛びつくはずだ。

 それに、日本はゴミ処理システム(焼却場など)に関して、とても高度な技術を持っていると聞く。万年南イタリアはゴミ問題にあえいでおり、市民レベルでゴミの分別をしていても、収集側が一緒くたに廃棄しているというとんでもない話も聞いたことがある。廃棄物処理システムの提供を海外に売り込むのも良いアイディアなのではないかと、私は思うのだ。

 この間、地下鉄が発行している新聞のアンケートに行きたい国ベスト5が記されていた。なんと、日本は第3位。欧州で寿司などの日本料理がヘルシー料理として大変人気があることも、一役買っているのだろう。しかし、日本の良さはそれだけではない。実際に彼らが日本に旅行してきて、様々な商品が一同に集まるデパートなどを見たら、きっと目を輝かせるに違いないのだ。


◆次回【エッセイ04(2月後半)】は2月末更新予定。タイトルは「ローマ人の諦観と、カーニバルについて」です。
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by gosuiro | 2011-02-12 02:47 | ROMA留学エッセイ | Comments(0)
チヴィタ・オルヴィエート・シエナへANDIAMO! ~シエナ編~
b0206901_14122872.jpg 2月に入って春のような暖かさが続くローマですが、先月に敢行したラツィオ州・ウンブリア州・トスカーナ州の旅から一週間ほどは、冬の寒さでした。そのラストは、シエナ編です。(第一回目の天空の村チヴィタ編は、コチラ 第二回目、夜のオルヴィエート編は、コチラをそれぞれクリックです。)

 ウンブリア州にあるオルヴィエートからシエナまでは、鈍行列車で2時間ほどだったと思います。途中、キュウジ(CHIUSI)という駅で、シエナに向かう列車に乗り換えました。一方、シエナからフィレンツェまで1時間半もかからない距離だったと思いますが、列車で行き来するのは少し不便かもしれません(こちらは、バスルートもあるようなのでおすすめします。イタリアは中長距離バスが案外使えます。また、鉄道でローマ~シエナ間は鈍行列車で3時間はかかったはずです)。

 鈍行列車でウンブリア州からトスカーナ州に向かうと、風景はさらに牧歌的な装いが色濃くなっていきます。南イタリアはアクの強い地域が多いだけ、北のほうに向かうと、土地や人々にも落ち着きが出てくるように感じられるんですよね。ローマは、とりわけやかましいということもありますが……。

b0206901_1429218.jpg そして個人的には、イタリアに住んで二度目の北上ルートです。北イタリアは落ち着きがあって良いといいつつも、旅する気にあまりなれないのが不思議です。刺激が少ないということなんでしょうか……南イタリアの、毎日がアドベンチャーみたいな刺激の強さに完全に慣れてしまったんでしょうね(笑)。

 特に今回。友人が日本から来なければ絶対いかなかっただろうな、というスポットがこのシエナです。最初の写真にもあるとおり、街並みはヨーロッパ! といわんばかりです。

 ローマも同じく欧州で(しかもイタリアの首都で)、石畳の道はたくさんあり、建物が写真のように密集していますが……洗練された雰囲気はシエナの街並みほどないように思います。シエナは個人的に北イタリアに来た! と、思わせてくれる風情でした。街並みは古く、色合いも私好みでした。

 シエナの大きな観光どころは、大聖堂とカンポ広場です。まず国鉄のシエナ駅から。バスで歴史地区に入り、街並みを散策しながら大聖堂へ向かいました。それが、この二枚目の写真。

b0206901_14533265.jpg 大聖堂を見て、最初に抱いた印象は、この大聖堂カッコイイ! でした。前夜にオルヴィエートの大聖堂を見ていましたが、あちらは優美な感じです。それに比べ、シエナの大聖堂は見た目に重みがありました。

 さっそく内部に入ろうと考えたものの、有料制だとわかり、まずチケット場を探すことに……チケットショップは、大聖堂の右側にありました。とりあえず大聖堂内は見ておきたかったので、購入することに。

 シエナの大聖堂では、近隣に大聖堂付属ミュージアムとサン・ジョヴァンニ洗礼堂などが同時に入場できる割安なチケットパスが売られていました。私たちが行ったときは、ドゥオモパスが10ユーロほどだったので、迷わずそちらを選びました。

 先に鑑賞した大聖堂付属ミュージアムは、思いのほか見ごたえがあって、パスにしたのは大正解でした。中でも、最初に目にするステンドグラスが最高です。撮影禁止だったのがせつなかった……。一方、ミュージアムの屋上からは、シエナの街を一望することができます(それが写真四枚目)。

b0206901_15235287.jpg さて、三枚目写真は大聖堂の内部です。私たちが入場したときは、内部の至るところが工事中となっていたのですが(右側の白い垂れ幕みたいなところなど)……黒と白を貴重にしたこの手のつくりは、イタリアでもあまり見られないのではないかと思います。意味もなく、私は頭の中で熊本城と姫路城を足してみていました。シエナの大聖堂は日本の城にたとえると、そんな感じかもしれません。

 次の四枚目写真は、大聖堂付属ミュージアムのてっぺんから見た、シエナの風景です。有名なカンポ広場方面を撮影しました。写真の中で軒を連ねる建物からぽっかり空いている場所が、カンポ広場です。高くそびえる建物は、マンジャの塔。シエナで一番高い建物です。

 街のはずれからは緑の丘や牧草地や畑が広がっています。赤いレンガ仕立ての街と緑のコントラストが色濃く、おとぎ話的でもあるなあ、と、街のつくりに感動。シエナは本当に古い中世の街並みが残っています。素敵です。観光化がそれほどされておらず、こじんまりとしているところがなおさら好みです。


b0206901_1514022.jpg  そんな感じで、ほぼ大聖堂周辺だけでシエナ観光を終わらせた私たちでした。本当にあっさりシエナを終わらせてしまったな……と思いつつも、列車時刻に間に合わせるのと昼食にありつきたい中での観光でした。昼食は軽めで、パニーニ屋さんで好きな食材をオーダーし、近くのバールで飲み物とドルチェなどをいただきました。

 そして、帰りの列車の中で身体の不調を感じ……翌日から高熱に襲われるという悲劇が待っていたのでありました。はじめは、目のかゆみとくしゃみだったので、花粉症がはじまったのかと思っていたんですが、今思えば、花粉症と風邪が同時にやってきたんでしょう。

 花粉アレルギーに関しては、家主のマリナがお医者さんに頼んでアレルギー用の薬をいただいてきてくれたので、これからなんとかなりそうです。暖かくなるのはありがたいんですが、花粉症だけはどうにかしたい常日頃です……。

(ラスト写真は、大聖堂の反対側にあるサン・ジョヴァンニ洗礼堂です。こじんまりとしていましたが、装飾はとても美しかったです。)
 
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by gosuiro | 2011-02-10 15:58 | 海外旅行のお話 | Comments(0)
チヴィタ・オルヴィエート・シエナへandiamo! ~オルヴィエート編~
b0206901_1010265.jpg 一月敢行した、冬のラツィオ州・ウンブリア州・トスカーナ州駆け足の旅に話を戻します。今回は第二回のオルヴィエート編です。(前回の天空の村、チヴィタ編は、コチラ をクリックです。)

 チヴィタ・ディ・バーニョレッジョも首都ローマと同じラツィオ州の州境にある町ということで、夕方までローマ近郊散策のような旅となっていましたが、夜からはウンブリア州へ歩を進ませ、高台の町オルヴィエート泊です。

 オルヴィエートは、チヴィタと似て同じく崖の街ですが、規模は大きく明るさのある街です(チヴィタは狭く、廃墟寸前)。鉄道駅もありますが、高台にある街まではさらにフニコラーレ(登山鉄道)かバスで向かうことになります。駅から街まで駆け登る様は、以前旅行したシチリア島のタオルミーナと雰囲気が似ています(タオルミーナの旅行話は、観光編はコチラ食生活編はコチラ まで)。

 一方、中長距離バスは高台の中心街まで向かいます。バーニョレッジョは鉄道駅がなく、オルヴィエートへの移動はバスでした。昼食をチヴィタで食べた際、二人で一リットルの白ワインを元気に空けたせいか、バスの中では熟睡だった私。おそらく移動時間は1時間くらいだったのだろうと思います。

b0206901_10223639.jpg 友人に起こされてオルヴィエートに到着するも、バス停から歴史地区への行き方がまったく検討つかなかった私。オルヴィエートは初めての場所ではなかったので、なんとかなると思っていたんですが、前はマリナの車でした。……あいかわらず、ダメすぎです。

 地図をプリントアウトしていたので、なんとかホテルも見つけてチェックイン。とりあえず、オルヴィエートの一番の見所である大聖堂(特に外見)を観に行こう! ということになりました。その写真が一枚目。ぼやけているのを、幻想的ととらえていただけると嬉しいです(なんと苦しい言い訳……)。

 この大聖堂、あまりに大きすぎて全体像がはいらないんです。しかも至近距離に建物が密集しているので、引いて撮るのもこれが限界です。この写真を撮った場所の背は、建物の玄関でした。写真撮るのがうまい方が行くと、絶対に違うんでしょうね……。

 以前撮った写真を掘り起こして、この旅行より前に行ったオルヴィエート写真を発見したので、それも添付いたします。それが、二枚目です。

b0206901_10322548.jpg あまり、今回と解像度も変わらない(チーン)。この写真は、大聖堂から真正面に抜ける路地から撮りました。歴史地区の外れからこの道を通ると、最終的に大聖堂の広場へ行き着きます。そして、唯一大聖堂の写真を撮るために、引いていける道でもありますが、……路地が狭いため、写真を撮るとどうしても両側の建物がはいってしまうのです。

 大聖堂の広場は、狭くて横に長方形なんですね。しかも、前回オルヴィエート観光をしたときはナターレ(クリスマス)の日だったので、装飾ライトがまぶしいです。

 引いて撮ることは諦めたので、次は近づいてみましょう。三枚目は、上から見上げた大聖堂のアップです。

 装飾が驚くほど鮮やかで細かいのですが、あまりに大きすぎて何がなんだかわからない状況です。……興味があれば、ローマ旅行の際に立ち寄ってみるのもいかがでしょうか(と、この際宣伝してみる)。列車で、ローマから日帰りが簡単にできます。ローマから列車でフィレンツェに行く途中でも、オルヴィエートへは寄れる気がします(特急などが止まらないところに問題があると思いますが)。

b0206901_1043546.jpg 三枚も大聖堂の写真は、しつこいですが……オルヴィエートは街並みと大聖堂が素敵な町。正直、用があったのは大聖堂の外見だけだったので(失礼)、大聖堂の大きさと装飾に改めて圧倒された後は、静かな夜の町を散策しつつ、夕食のスポット探しとなりました。以前知り合った方に、オルヴィエートでおいしい食事処はここだよ! と、名刺をいただいていたので、そのトラットリアを探して入店です(住所は最後に記載します)。

 それが、四枚目の写真です。念願の、トリュフのパスタです! 目の前でトリュフをすりおろしてくれるんです。この匂いが本当にたまらない……私、ポルチーニの匂いは好きではないんですが、トリュフは大好きです。実は私、このためにオルヴィエートに行きたかったのでした。トリュフは、イタリアに来て大好物になった食材です。
 
 このトリュフのパスタは、一人前を二人でわけました。一皿1500円ちょっとするかどうかくらいだったので……日本で食べるくらいなら、私マリナに会うついでにオルヴィエート行って来るわ! って感じですね(笑)。パスタに茹で野菜とチーズのはちみつあわせを、パンと白ワイン半リットルとともに楽しみました。


b0206901_11183692.jpg 食事中、近くと奥のテーブル二箇所で誕生日パーティのようなものが行なわれていたようです。全体的に地元の人だらけのほがらかな晩餐でした。そこで、大人たちに混ざって一人の女の子がいたんですが、大人の会合にすっかり飽きたのか、店内をうろうろしていたんですよね。そして、その子は私たちの席にあったチーズに視線釘付け。「食べる? 」と一切れ差し出したら、喜んで手をだして食べました。しかも、もっとちょうだい攻撃(笑)。

 周りの気づいた親御さんなんかが「やめなさい、もう」と女の子に言っていましたが、……大人だらけはつまらないよね、チーズくらいならあげるわよね、というわけで、乞われるまま女の子にあげていた私たち。

 お店のほうが気をきかせてくれて、同じチーズをもう一皿無料で運んできてくださいました。驚きましたけど、イタリアの方らしい素敵なはからいに、申し訳なく思いつつ感謝していただきました!  こういうのがいいんですよねー、本当に人情の国は大好きです(日本にもこういうところがあるので、とても好きです)。ご好意をチップで表現して退店しました。お父さんにつっくつ女の子に「名前なんていうの? 」と聞いたりもして、地元の方々とほんわか楽しんだ夜でした。(五枚目は、オルヴィエートの夜の路地です。)

b0206901_1124854.jpg 翌朝は鉄道の時刻にあわせ、早めのチェックアウト。ちゃっちゃと用意してさくっと朝食をいただいて、トスカーナ州のシエナへ向かったのでありました。

 そして、シエナ行きの鈍行列車の清潔さとデザイン性の高さに感動して、写真をとりまくった私(ラスト写真がその一枚)。……南イタリアのひじょうに残念な(汚すぎる)車両しか乗っていない私には、衝撃でした。主要線って、北に向かうと車両こんなに綺麗になるんですね……。

 ローマの鈍行列車のあれらはなんであんなひどいの? 北のおさがりなの? もしくは南の人間は取り扱いがひどいから、リニューアルは後回しにされるわけ? ……私、いまだにショックです。国鉄なのに、この北と南の差はあんまりだわ。でも私は南のほうが好きと言い張りますよ(APHヘタリア的な意味でも)。

 というわけで、この車両ではしゃいだあげく、風邪菌をいただいたわけですが(その後大変だったな、高熱で)、そのシエナ編は次回! お楽しみに。最後は、オルヴィエートのお食事処のアドレスです。

 ◎ラ・パロンバ [Trattoria La Palomba] Via Cipriano Manente 16 (Orvieto)
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by gosuiro | 2011-02-08 11:38 | 海外旅行のお話 | Comments(0)
ローマのスケートリンクと、小説更新告知
b0206901_5363357.jpg 現在まるで春のようなローマ。冬なのにこれだけ小春日和が続くと、草花たちが春だと勘違いしそうです。今はまだ2月前半。

 昨日から、私はものすごい花粉症の症状に苦しんでおります……。マリナは「ミモザの花粉よ! 」と、いっていましたが他も絶対ある。マリナの家は眼下が広大なアッピオ・ラティーノ(超広い公園みたいなところ)で、近くに大自然があるために、花粉を受ける量も半端ではないんです。去年は極寒の冬だったのか、あまり花粉症はでませんでしたが、今年のこれは辛い。マスクしたいけど習慣ないし、超怪しまれるし、もう外に出たくもない……。

 一方で、近くの広場ではちいさい野外スケートリンクがつくられ、冬の夜を日々彩っていました。この冬は暖冬みたいなので、いつまでしているんでしょうか。1月末で終わりだったのかもしれません。確認していないのは、つまり外にできるだけ出かけなくないからです。ううっ。

 ちなみに1月末から4月末まで、地下鉄の主要線であるメトロAが土曜以外、毎夜21時に運行終了となるようです。それ以降の時間帯は深夜バスを走らせるとそうですが、なに考えているんでしょうね、ローマ市。年をまたいで、他にもいろいろ改悪がはじまっています。さすがイタリア! としかいいようがありません(苦笑)。

 そんなローマのなんともいえない話は置いておいて、小説更新のお知らせです~。

 02月04日名義で、小説【 はじまりの雲 】を、UPいたしました。こちらから、読むことができます→ 【 はじまりの雲 】を読む

 こちらの話は、大学時代の講義でとった小説創作講座の習作です。あるテーマをだされ、30分で400字書き上げるという演習でつくったものです。かなり加筆修正しています。完全なる、実話(沖縄の話)です。お気軽にどうぞ。

 小説は他にもジャンル関係なくUPしております。上記リンクや右記の「午睡露」リンクより閲覧ください。メインサイトには、拍手欄『CLAPS』にお礼用小説を設置中。また、小説やブログのご感想・リクエストは、当ブログの拍手項などより、お気軽にいただけますと嬉しいです。

 そして、拍手をお送りくださいます方々には、厚くお礼申し上げます。コメントも、日記の下記に行なうようにしております。マイペースに進めていますが、これからも楽しんでいただければ幸いです。

 ローマは当分置き去りにして、次回は旅行話に戻りますよー!
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by gosuiro | 2011-02-05 05:43 | 小説作品更新情報 | Comments(0)