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南のアジアをめぐる◇マレーシア編 ver.03(マラッカ!!)
b0206901_21142326.jpg イタリアブログなのに東南アジア周遊旅行特集真っ最中です……さて、次に訪れた国はマレーシア。自分でも、今までまったく琴線に触れていなかった国だったのですが、マレーシアのとある街だけはどうしても見たいと思い立って行きました。

 マラッカです。むしろ、マラッカがあるの国はマレーシアなんだ~という順序が逆の感じでした……。というわけでマラッカへ向かうべく、ベトナムのホーチミンから飛行機で首都のクアラルンプールへ向かいました。

 まず、マレーシアの空港はベトナムの空港よりもすっごい広くて格好良いです。なんというか、アジア的ではなく垢抜けていらっしゃる(笑)。そして、日本語の案内板が多く設置されていました。とても広い空港なので、日本語が設置されていると迷わずに済むし安心しますね。

 ちなみにマレーシアは、日本と時差が1時間マイナスです。一方のベトナムは2時間マイナス。これはかなり要注意です。それにしても、ベトナムのほうが日本に近いというのに、なぜマレーシアのほうが1時間マイナスなのか。完全に混乱の元ですね(苦笑)。
b0206901_21143145.jpg さて、マラッカへは、空港からバスで二時間近くかけて向かいます。途中で車窓から見た広大な天然ゴムの森はすごかった。国土の広さを感じました。

 このマラッカですが、こちらは世界遺産の古都です。写真一枚目はマラッカの観光ストリートにあるオランダ広場。一年中常夏なので、延々と花が咲いています(行ったのは秋でした)。ただ、花々を間近でまじまじと見て思ったんですが、ずーっと咲いているせいなのか、若干咲き疲れているように感じました(笑)。人間も花も毎日華々しくしていると疲れますよね、うん。

 マラッカは徒歩での観光になります。イタリアのマテーラやアルベロベッロみたく、居住している人々がいる観光地区なので、世界遺産の町なのにとても生活感があります。慣習や歴史が生きている様子をゆっくり眺めながら散策します。

 写真二枚目は、クラシックカーが映画のように収まっていたので撮りました。家々にそれぞれ特徴があり、被写体が豊富な地区でした。欧州的な統一感には欠けますが、雑多なわりに妙な秩序があり、なんでも受け入れて自分色にする包容力がアジアの町らしいです。ヨーロッパの街並みも住んでいただけに好きともいえるんですが……飽きるんですよねえ。一方、マラッカは一回見ただけでは全部が把握できないワクワク感があります。
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 ようは、ごちゃごちゃした町が好きなだけです(笑)。私は洗練されていない南イタリアの風貌が好みなので……あれ? スタイリッシュな欧州が遠いな住んでたのにおかしいな私の感性(苦笑)。でも、欧州にもアジアにもそれぞれ良さがある。それは実際両方見て肌で感じないとわからないと思います。経験こそ権威ですから。(写真三枚目は、プラナカンの家の玄関先。このセンスたまらん!)

 マラッカは様々な宗教が互いを理解した上で共存している、とても理想的なかたちを内包する町ということで一目置いています。調和があるのにある開放感もあるところが素晴らしいですよね。ただ、ものすっごい日差しが強い! ベトナムもマレーシアも……というか、東南アジアは本当に暑い。

 過去に冬、インドネシア旅行しましたが、日焼けするほど暑かったです。よって帽子と日焼け止めは必需品。そして、スコールも日に一度あるので気をつけなければいけません。たぶん折りたたみ傘程度のやわなもんじゃ、差す前に破壊される(笑)。あそこの雨は、すごいのだと滝ですよ。沖縄育ちの母親も、スコールのすごさに唖然としていました。
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 そして、写真三枚目は鍛冶屋のような一幕。他にもたくさん良い被写体があってバシバシ撮りましたが、今回のブログ用には花車とか教会とかモスクとか寺院とかはいっそはぶいて、生活観のあるものを選びました。店の用意しているところや開けっ放しの家とか、こういうおっちゃんとか日常の風景が息づいているのが好きなんです。それか遺跡とか、もうすでに無い、失われているものが好きです。日本なら古墳や城跡もいいですよね。妄想が活発化します。

 マラッカは行って本当に良かったです。あそこは実際歩いて見るべき。一週間くらいいても飽きないですね。欧州支配もあってヨーロッパ的でもあり、中国文化も吸収して、インド・イスラム的風情もある。

 というか、マレーシア自体がそんな感じで、びっくりするくらい良かったんです。正直なところ、東南アジアに住まなきゃいけないとか言われたら、マレーシアを選ぶと思う。それくらいよかったです。マレーシア観光は続きますので、その理由などは次回以降……。
b0206901_21144883.jpg また、海の近い都市マラッカに関しては、昔琉球の貿易で密接に関わっていたことがあり、かくいう私の曾祖父のお兄さんが東南アジア貿易に携わっていて、マラッカなどでもやり取りをしていたそうです。同行した母親は大叔父への郷愁もあって、人一倍マラッカに親近感を持っていました。

 ここら周辺については、外国の観光客も多く、変なところへ入り込まないかぎり女性一人の観光でも危なくない印象がありました(夜は極端に人気がなくなるので注意)。あと、イスラム系の方が多くいらっしゃるので、むやみに露出のある服装はやめたほうがいいと思います。欧米の観光客は気にしてなかったけど……そもそも彼らに美白の文化はないので(むしろ日焼け推奨)、日焼け防止の意味でも露出は控えたほうがいいと思います。

 私の好みだったマラッカは、親族(沖縄)的にも関係しつつ、実はイタリア的な意味でも深く関係がありました。それもローマですよ! 私も驚嘆した話は次回……まあ、あれです。宗教関係です(笑)。
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by gosuiro | 2012-05-31 21:46 | 海外旅行のお話 | Comments(0)
マレー式住居と小説更新!
b0206901_18392725.jpg 暖かい日和に小説更新のお知らせです。このたび、54本目の作品【 輪郭のかなた 】をUPしました。リンクは右記より⇒ 【 輪郭のかなた 】を読む (PC・携帯電話などから、クリックで閲覧可能です)。

 今回の話は、久しぶりに男女の微妙な距離感というかなんともいえない感じです。いつものように長い話でもなくさらっと読める話ですので、お気軽にどうぞ!

 そして、UPしている写真は、マラッカにあったマレー住居。伝統的な高床式のおうちは、写真のようなつくりになっています。底上げされた床では、日光の強い時間帯に子どもが遊んだり、物を置いたりするそう。高床式住居は一棟を縦に繋げて部屋を増やせるようです。写真の奥に、増築部分があります。

 常夏の国らしい住居で、日差しの強い観光中、このつくりの住居は一際涼しそうでした!マラッカではプラナカンの町並みも見ましたが、マレー住居も見れるとは思わずすごく興味深かったです。一日二日くらいは泊まってみたいおうちですねー。高床式は絶対に涼しいと思います。

 というわけで、次回はマレーシアに国を移して、東南アジアの旅話が続くのであります。ベトナムからマレーシアに移ったときの国の違いにも衝撃を受けました。かなりマレーシアは良かったので、そのおすすめの場所をブログで伝えていきたいと思います。

 そして、拍手を多くいただきましてありがとうございます。とても嬉しいです。ご閲覧くださいますことにも感謝しつつ……あの、しばしの間、アジアネタにお付き合いくださいますと幸いです(苦笑)
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by gosuiro | 2012-05-26 19:05 | 小説作品更新情報 | Comments(0)
南のアジアをめぐる◇ベトナム編 ver.02(土産と飯)
b0206901_23114642.jpg ベトナムといえば、食べ物と買い物! というわけで、私が一番楽しみにしていたものは、ベトナムで有名だというデザート、チェーです。特に、蓮の実のチェー。

 写真一枚目のグラスが、その蓮の実のチェーです! ベトナムは年中暑いので氷モノを食べないとやっていられません。中にはシロップと砕いた氷、蓮の実の砂糖漬けがはいっています。さっぱりしていて本当においしかった! これ日本にもないのかな(ベトナムでは100円以下とかだった気がします)。

 この蓮の実ですが、このおいしさはイタリアに住まなければ知らなかったと思います。家主のマリナちゃんが好奇心旺盛で、中国人街の食品店で私の知らないアジア食材を買ってくるんです(笑)。その中で、彼女のつくるマチェドニア(イタリア版フルーツポンチみたいなもの)に、入っていたのがこの蓮の実。

 日本は蓮の実をシロップ漬けで食べる文化は基本ないのですが(少なくともスーパーで蓮の実のシロップ缶詰は見たことありません)、マリナに「あんた日本人なのに、蓮の実もわからないの?」と言われた曰くの一品でした。
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 東南アジアでは、普通に甘味ものとして蓮の実が食べられているとは知らなかったんですね……私、アジアの人間なのにアジアのこと知らないなーと思って、ベトナムで蓮の実デザートを実際に食べたかったのでありました。蓮の実は豆類に近くクセもない味なので、甘味もの以外でも合いそうです。お土産にするのであれば、砂糖をまぶしたタイプがちょうどいいと思います。

 というわけで二枚目は、私が買ってきたベトナムのお土産。箸箱の上に乗せているのが、蓮の実の砂糖漬けです(39000ドンと書いてありました。150円くらい)。後は、無難に蓮のお茶葉を購入。そして、ベトナムでイタリアに近しいお茶も見つけました。

 それがずばり、アーティーチョーク(カルチョーフィ)のお茶! 現地で、百合花茶というようです。イタリアではカルチョーフィは生のものをさばいて食べるものでしたが、ベトナムでは煎じて飲むという……これは知りませんでした。ホーチミンのスーパーで偶然見つけて驚きのあまり買ってしまいました(パッケージ写真は撮り忘れましたスイマセン)。味はね……うん、これは漢方の類だと思ったほうがいいですね(苦笑)。ローズヒップとかが好きであれば、おいしく飲めると思います。二日酔いや利尿に効果があるそうです。
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 その他、ベトナムは工芸品が素敵で安かったです。二枚目の写真には、木の花瓶二つ、三種に揃ったキャンドル置き、箸入れ、絵。1000円前後でインテリアに使える工芸品が多く、けっこう丁寧につくられていてたまりません。模様や絵も手描きで綺麗に描かれているんですよね。欧州・日本といろんな国からバイヤーが買い付けにくるのも納得できます……ここまで土産物探しに困らない国もはじめてでした。

 購入場所は、ベンタイン市場や空港など。ベンタイン市場内の屋台でチェーもおいしくいただいたので、この屋内市場はおすすめです。食料関係のエリアは、ドリアンのものすごいにおいがしていて、あー南国来たーとガッツリ思わせてくれました(ドリアンの風味は好きになれんのです)。
 普通の食事に関しても、ベトナム風の春巻きやお好み焼きみたいな食べなれた感のものが多く、フォー好きの私としてはやさしい食事が多くて良かったです。写真三枚目は、ベトナムのビール「サイゴンビール」。オリオンビール並にさっぱりしていて、南国にぴったり! 333ビールもベトナムで有名ですね。
b0206901_2312890.jpg 外の道のあちこちでもチェーを売るおばちゃんや路上屋台などが出ていて、とても興味がそそられました。遊びがいのある街だという印象です。唯一意識して飲まなかったのは、ベトナムコーヒー。それは日本で飲んだことがあって好きになれないから土産にもしなかった(苦笑)。次回行くなら、オーダーメイドでアオザイをつくりたいですね。それは少し高いけど。

 最後の写真はベトナム散策の一コマです。写っている方を見ると、社会主義国の雰囲気がでていますね(空港の出入国管理の方々もこの緑の制服だった気がします)。公園も街中心部にあって、ゴミもあまり落ちておらず清潔なイメージがありました。バイクや車の交通量は半端ではないですけどね……しかも、昼夜問わず大量に走っています。

 それというのも、ベトナムではまだエアコンなどが普及しておらず、家にじっとしていると暑からだそうです。バイクで街を走らせていたほうが涼しいから、意味もなく延々とバイクを走らせている人が多いとか……それだから交通量が減らないわけです。外食することも多いらしく、昼夜どこに行っても活気に満ちているというのも頷けます。混雑しているけれど妙に秩序があるので、ローマよりカオス感がないというか……人種の気質の違いなのでしょうか(苦笑)。私はベトナム好印象でした。またがっつりバイヤーのように買い物ツアーしに行きたいです(笑)。
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by gosuiro | 2012-05-21 23:34 | 海外旅行のお話 | Comments(0)
南のアジアをめぐる◇ベトナム編 ver.01
b0206901_22354069.jpg イタリアネタのブログですが、これから少しばかり東南アジア周遊旅行記をはじめます。かならずやイタリア話に戻りますので、しばしお付き合いください(自分の記憶が定かなうちに書こうと思います。歳取ると年々記憶できなくなるので・笑)。

 この旅は秋の最中に決行しましたが、東南アジアは総じて暑かった! ドバイぶりに四季のない国々を訪れました……その一発目の観光先は、ベトナム。

 ホーチミンでございます。ベトナム航空を利用いたしました。過去にバリ島でヴィラスパ旅行をしたこともあり、東南アジアの雰囲気は肌で感じたことはあったのですが……都市部に行ったことはなかったと、ホーチミンに着いて思い直しました。

 とんでもないバイク量でした(笑)。その一部が写真一枚目であります。ホーチミンはめちゃめちゃ活気がある都市です。正直、ホテルの最上階から眺めた景色は沖縄の那覇に近いと思いましたが……南国らしく、木々もやたら背が高い。でも、やっぱりバイクの交通量が目を引きます。
b0206901_22354841.jpg ベトナムで一番の経済都市だからか、若い人が働く先を求めてたくさん集まっているそうです。首都のハノイは国の機関が集まっていて落ち着いた雰囲気らしいですが……、ベトナムは北部と南部で気質がまったく違うようにも感じます。南部については、元はカンボジア寄りだったという話を現地で聞いて、妙に納得。

 交通事情に関しては、ローマ市もけっこうひどいですけど、ホーチミン市はそれ以上にカオスでした! なんせ信号機もなく車線もあってないようなもの。でも、フランスに一時統治されていただけあって、車道のつくりがヨーロッパ的で、カオスなわりに秩序があります(一方通行も多い)。欧州らしい建物もたくさんありました。写真二枚目は、最も有名なフランス式建築物、統一会堂(宮殿、南ベトナム大統領府と変遷した歴史的場所)。

 バイクは皆、自転車感覚で使っているように見えますね。暴走車はあまり多くなく(小さいバイクに二、三人乗り、子どもを立たせて乗せているとかは当たり前ですが)、間を縫って車道を横断しようとすると、バイク側も警戒してくれるので案外通行は怖くないです。あと、ローマみたくアホみたいにバスストライキも頻発させないと思うし。
b0206901_2236560.jpg さて、いきなりイタリアから東南アジアに興味を移した私ですが、動機は単純に行ってみたかったからという一言に尽きます。私と母親が沖縄出身で、先祖が東南アジアと貿易していたということもあって、自分たちのルーツを感じたというのが真面目な動機ですが……。あとは、マリナの娘のパートナーがオリエンタル雑貨のバイヤー業で、よく東南アジアに買い付けしている話もイタリアでよく聞いていたので、そこからヨーロッパ視点のアジアという意味でも興味が湧きました。これまたイタリアでは、東南アジア雑貨って、日本に売ってあるものより割高で売られているんです。

 今回女一人旅は少し不安だったので、久しぶりにパックを選んだ次第です。ただ、実際行ってみてベトナムは女一人旅でもそこまで危なくないなあ、という感じでした。そして、欧米の観光客もけっこう見受けられましたね。

 写真三枚目は大変有名なホー・チ・ミンの像です。中央郵便局など主要なところにも、ホー・チ・ミン氏の絵画はありました。都市の名になるほどの国の父なだけありますね……特別ベトナムに興味があったのは、社会主義国であるところと、それに関わった歴史です。
b0206901_22361375.jpg 母娘でそうした歴史をもつところが好きなので(プラハの春の舞台に行くためにチェコ行ったりとか)、ミス・サイゴンの世界だよ! と言いながら、それにしてはあまり悲壮感がない街並みを楽しみました(そういう場所は残っているようですが、ホーチミンはパッと見でそういう部分はなかったです)。

 ただ、入国審査が思った以上に厳しかったのが意外でした。ドバイよりも細かいですね(アイルランドと同じくらいでした)。ベトナム航空の機内食やシートはけっこうよかったです。前のガルーダ・インドネシア航空があんまりだったので(笑)、ベトナム航空のきちんとした感じは逆に感動したというか、東南アジア行くときはこの航空を使いたいと思ったほどでした。

 ホーチミン都市中心部には写真四枚目のようにビルやデパートのようなものがあり、ブランド店や地元の洒落たバッグやアオザイなどを売っている店も多かったです。市場で買い物するのも楽しいですが、スーパーでの買い物も安くて良いです。ただ私が入ったスーパーは、万引き防止なのか警備の人が出入り口前に立っていて、入場バーを監視していました。しかも、バッグは受付の人に預ける必要があります(ロッカーがあって、札をもらう)。急いでいるときにそういうスーパーに当たるとつらいです(苦笑)。

 ホーチミンはですね……正直なところ、観光というより買い物が本当に楽しいです。いろんな国に行ったことがありますが、買い物でここまでウキウキしたのは久しぶりでした! というわけで、次回は食べ物と買い物についてです。 
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by gosuiro | 2012-05-18 22:46 | 海外旅行のお話 | Comments(0)
マリア教会と小説更新のお知らせです
b0206901_2275232.jpg 小説更新のお知らせです。このたび、53本目の作品【 午天をすべるよ 】をUPしました。リンクは右記より⇒ 【 午天をすべるよ 】を読む (PC・携帯電話などから、クリックで閲覧可能です)。

 このたびは、私の小説用ブログやサイトのタイトルになっている「午睡露」の名をかけた、少し特殊なお話です。というのも、私が中学時代に書いた詩の改訂版です。中高時代は、創作でも詩ばかり書いていました。テスト中とか授業中、深夜、いつでもどこでも節操なく書いていました(笑)。詩で書ききれないことがあると悟って、小説を書くようになったのです(今では長編小説もけっこう書けるようになりました。ブログには出していないけれど)。

 というわけで、私が昔何を思っていたか……原点に近い内容になっています。今回のものは中学一年か二年のときに書いたものですね。そのときのタイトルは「レプリカ」でした。……こういう掘り起こし作業は過去の思いがよみがえるのでいいですね。またしてみようかな。ストックはたくさんあるから……でも読んでいて恥ずかしいときが多い(笑)。

 さて写真の場所は、ヨーロッパ的でも少し趣が違うところでございます。過去フランスに統治されていた国の教会です。名前は、聖母マリア教会。別名、サイゴン大教会、といえば国は簡単にわかるでしょうか……。

 今回は初の縦長です! 他のブログさん方とは違う、少し変わったつくりのブログをはじめてしまったことで、かなり悩むことや面倒なことや、レイアウトがおいおいおいみたいなことがいろいろありましたが、もう一年以上この調子ではじめてしまったので、続けられるまでこのノリでいこうと思います。

 最後に。当ブログへご訪問ならびに拍手いただき、とても感謝しております。今のところ着実に更新する気まんまんですので、これからも遊びに来てくださると嬉しいです。私もがんばります。
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by gosuiro | 2012-05-13 22:38 | 小説作品更新情報 | Comments(0)
イタリアのスポーツを絡めて(ジロの季節ですね!)
b0206901_22342596.jpg 前回のエッセイに言いたいことは詰めたので、今回はぐだぐだでいきます(笑)。程度にもよりますが、国籍やら関係なくグローバルなものといえば……芸術とスポーツですね!

 まず、芸術。イタリアも芸術の国ですが、日本も独特な美があって、欧州的に日本の美術はかなり熱視線です。欧州にないものが日本にはある。私の大好きなアールヌーヴォーも日本の影響を色濃く受けているとのちに知りました。他にも浮世絵とか文様とか歌舞伎とか……一番言われたのは「桜」という木ですね。

 イタリアでいろんな国の人と知り合いましたが、桜イコール日本という認識が本当にあります。でもこの間、オランダで行なわれたサイクルロードレースのテレビ観戦中、オランダには桜の木がけっこう植えられていることを知りました。地方の集落にだったので、本当に桜? と、見ながら思ったのですが(イタリアであちこちに桜は植えられていません。ローマではエウル地区に植林されていて最も有名)、花の色と咲き方と木のかたちは桜にしか見えず……オランダは日本の鎖国時代唯一貿易していた欧州国で、花大国だしきれいだから輸入してあちこちにあるんだろうという勝手な結論で落ち着きました。実情は知りません!……誰か知らないかしら(苦笑)。
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 さて、一枚目の写真は、イタリア中部山岳の芸術・大学都市ウルビーノの広場(観光の話はコチラ)。私的には町並みというより、下部の階段で座るサイクルロードのユニフォームを着た二人組のほうが気になります(笑)。2012年のジロデイタリアのスタート地点にもなっています。

 というわけで、イタリアは芸術でも有名ですが、スポーツでも有名でございます。私が特に好きで、イタリアでも盛んなスポーツというと、サッカーとサイクルロードレースです。

 そして、大変残念ながら私の周りにスポーツ観戦好きが、自分の弟と母親以外にいない! サッカーは10年くらい前が本気一筋でした。試合を見るために学校は平気で休むわ(母親が、学校より大切なものがあるなら休むのは当たり前精神の人・笑)、一人暮らしのときはテレビがなかったので(意図的に)、テレビのあるバーに連日通い詰めておっちゃんたちと朝までW杯観戦したり、挙句には観戦するためにローマに行っていました(もちろんローマに住む前の話)。思い立ったらやらないと済まない自分の性格が如実にですね……はい。
b0206901_22351813.jpg 現在はすっかりサイクルロードレースです。そう、今ちょうどイタリアでジロデイタリア Giro d'Italiaが行なわれていますね! ……はい、私の性格上、当然ながら現地観戦して来ました(笑)。そのときの小旅行の話は、コチラに書いてあるので、ここでは割愛(二枚目写真は、そのときのもの。公式グッズを売る車が走り回っていました)。

 サイクルロードレースは母親が2004年くらいにハマってから家族全員でのめりこみ、毎年この時期から秋まで日本で欧州時間生活がはじまります。2011年ツールドフランスでカデル・エヴァンスが総合優勝したときはさすがに母親と半泣きで、マルティーニ一本空けて祝杯しました。最高の酒でした(笑)。今年はジロといい、誰が勝つんでしょうね。ワクワクします。なぜ家族以外でこのワクワク感を共有できる相手がいないのか……。

 もちろん、イタリアへ留学したのは、スポーツ観戦のためではないですが、家主兼友人のマリナも周りも皆サッカーまったく興味なし、サイクルロードレース? なにそれ? という感じでした。F1は私あまり好きではないし(あくまで人力が良い)。本当はレッドブルのXアルプスを生観戦したいんですが、モナコに何日滞在すればいいのか、ねえ(二年に一度開催だし)。
b0206901_22344448.jpg ただ、イタリアでもサッカーに興味がないのは私の周囲だけで、ASローマやラツィオの試合の日は、あちこちの家で大歓声が聞こえてきます。試合のある日にスーパーに行くと、ビールとポテトチップスの棚がスッカラカンで驚いたことも。イタリアのサッカー観戦で、ワイン飲みながらという印象はないですね。若い人はビールのほうが飲まれますね。って欧州的、酒にまつわる話はまた追々しますね……。

 さて、スポーツでサイクルロードレースのほうはですね、ローマ中心部は道が石畳だったり悪路が多いので、スポーツとしては楽しむには日本より大変です(郊外になると道が広いので別ですが)。たまにロードレースバイクで道を疾走しているイタリア人の方は見かけます。私の間近で出会ったことがないだけで、好きな人はちゃんといるようです。あと、スポーツとしてロードレースを楽しんでいる方は身体がとても引き締まっていて素敵です。やはり運動は大切ですよね……かくいう私も好きな場所はジムなのでありました。でも、その中身はサブカル好きで不健康精神抜群です。中身はイタリア住もうが矯正できんのよね(笑)。 

(三枚目はローマ・コロッセオ付近の自転車使いやすそうな道。ここらへんなら自転車で走ってみたい。四枚目はシチリア島のシラクサの古代試合場。)
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by gosuiro | 2012-05-10 22:54 | イタリア的雑記 | Comments(0)
【ROMA留学エッセイ番外4】イタリアで学ぶ、日本に合ったグローバル化
 今回は、海外に住んで何度も日本を一時帰国した際に感じたことを中心に……日本らしさを再構築して考えてみました。前回のエッセイ「イタリアの地域性と誕生日」はコチラです。ご閲覧・拍手とてもありがとうございます!

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 私はイタリア留学の間に数度一時帰国をしている。理由は日本にいる家族に関係したこともあるし、円高で金銭面に余裕ができ、個人的に帰りたいから帰ったというどうでもいいことで一時帰国したこともある。元々欧州比較文化を体得したかったわけだから、この行き来は自分の物の見方が変わっていくことを知れる、ひじょうに良いバロメーターになってくれた。

 イタリア語とその生活に慣れてくると、日本が客観的に見えてくる。よくインターネットでイタリアから日本の出来事やコラムなどを見るが、日本にいたときと視野が変わる。たとえば、公的なコラムを見ていて、国際社会に関してのものを読むこともあるが、時おり、こ人は本当に欧州のことや考え方をわかっているのかな? と、疑問に思う文章を見つけることもある。

 私は母国である日本が大好きだが、イタリアに住んでいる間は永住するくらいの覚悟で生活している。彼らのものの考え方、食生活、習慣、性格をできるかぎり知り尽くしたい。彼らが当たり前だと思っていることを、私も当たり前にやってみたいのだ。自分の持つ包容力一杯に一度受け入れて、それが自分にあわなかったときは次から拒否すればいい。

 はじめから拒否していては、何もはじまらないと思うのである。人間関係も同じだと思う。扉を閉じて拒否することは簡単だ。損するか良い縁となるかは、扉を開けて入らなければわからないのである。貴重な体験になるかもしれないチャンスを自分から拒否するのはバカげていると私は思うのだ。

 だから、イタリア生活では、よほど後で悪いことが起きると知れるもの以外は、「どう? 」と言われれば、極力イエスと答えるようにしていた。おかげで、たった一年の生活だけでも、イタリア籍、多国籍の知り合いは増えたし、お店の人で顔を覚えてくれて声をかけてくれるようにもなった。人間関係を大切にするイタリアに来ているのだ。私はローマで根付くような人間関係をつくりたかった。大変なことだが、そこから得るものは大きい。そして、根付くような人間関係をつくるきっかけをもたらしてくれたのは家主のマリナだった。彼女は、私の一番の友人だ。

 さて、日本に一時帰国すると、本当によく思うことがある。

 この国は、まるで鎖国のようだ。

 事実、江戸時代に日本は鎖国していた。しかしこの鎖国は、他の社会主義国家がしていた鎖国とは異なる。海に囲まれているということもあるが、日本の国民性として、そもそも鎖国が可能な気質なのである。おそらく、日本以外の国から日本は「社会資本主義国家」だと思われているだろう。今や妙なグローバル化が振興したせいで、ますますよじれた性格になったが、元は国民が全員中流家庭になることを望んだような国民性である。その考え方は、どちらかというと社会主義に近い。協調と安定を第一に求めるのだ。欧米のような個人主義に近い考え方の正反対をいく。

 そして、欧州という世界から日本を見て、ものすごく不思議な国だと思うのだ。日本人が常識だと思っていることは、世界で非常識だ。彼らの考えつかないことを常識的なマナーとしているのである。

 グローバル社会だから、国際性を身につけるべきだというが、元々世界の非常識が常識の国に、国際性を身につけさせることは難しい。鎖国したほうが楽なのだ。世界の常識は日本人にとって非常識になるから、受け入れがたい。引き籠っていたほうが、自分の世界で生きていける。

 しかし、すでに開国している。正直な話、これだけ世界のスタンダートに沿わない常識を持つ国が、これほどまで経済発展できた理由は、日本の技術力の高さと、世界の常識に沿わない独創的なものの考え方をしているせいで、他国では発想つかない商品を生み出したところにある。「ものづくりの国、日本」であることは、世界から見ても確かだ。特に、代表すべき日本車が、世界一の性能を持っていることは事実である。日本で外車を買う人の気持ちがまったくわからない。外国では、日本車が高級車ブランドの扱いになる。実際、ドバイの砂漠ツアーで使用されていた車はすべてトヨタ車だった。毎日乱暴な運転で大量の砂を巻き上げ大砂原を走っても故障しないから、全部トヨタ車だったわけだ。

 日本人は自分たちのものを卑下するところから入る。隣の芝生は青い、の国民性だ。しかし世界から見れば、日本料理はヘルシーでダイエットにいいと言われている国の料理で、日本のアニメは本当に世界中で放映されている。彼らは日本のアニメだと知らずに見ているくらいだ。特異な文化は愛されている。皇室があることが、歴史と文化のある国という印象を強くする。

 日本の技術力と繊細さは、褒めるよりも叩き上げられてつくられたものであることも事実だ。元々細かいことを気にする性分もある。日本人は世界の中でも、トップレベルで細かいことを気にする。しかも、空気を読むという言葉があるほど、場を乱すことが嫌われる。

 この「空気を読む」という習慣が、世界の非常識にあたる。欧米では、「自分の意見をいう」ことが一番大切だ。相手がどう思っているかはどうでもいい。それで相手が傷つくかどうかは、とりあえず脇において主張するのだ。空気を読むという言葉と、正反対のところをいく。

 日本人は、ディスカッション能力と意見して実行するパワーがないというが、「空気を読まなければならない」前提があって、意見や主張をしろというのは無理な話なのだ。しかも日本の教育では、主張よりも協調を重視する。

 ちなみに主張できることは、個性があることとは違う。人間は生まれたときから皆個性を持っているのだ。一人として同じ人はいない。没個性的という言葉があるが、それはただ個人を没個性的にさせるような状況に日本社会全体がつくっているだけだ。「空気を読まなければいけない」社会であれば、考えて反抗して自分はこうであるという個性の表現を続けるより、没個性的なほうが楽だ。平穏な生活ができる。

 そうしたものの考え方がある日本に、いきなりグローバル化を進めるのは不可能だ。日本人に日本人をやめろと言っているのと同じだ。しかし、日本人の気質はやめられない。だからおそらく、大企業は日本人より世界基準でものを見れる(世界の常識で生きる)留学生たちを採用するのだろう。日本の常識は、世界の非常識だからだ。企業は国際社会の中、世界基準で物事を考えなければならないから、日本人の持つ常識はいらないのだろう。

 だが、この日本人のもつ「常識」が、新しい技術を生んでいるということを忘れてはならない。それを、今社会に出ている人たちは知らなければならない。若者に発想力がなく使えないというが、そうした若者を教育でつくってしまったのは、そう発言する大人たちなのだ。誰が悪いといったら、そうした教育を止めることができず、先見性もなく、つまり元から国際性のなかった先人の日本人たちだ。

 国際性というが、日本人の持っている国際性はすでにおかしい。欧米のものがすべて目新しく良いように見えているのだ。隣の芝生は青いわけだ。そして、隣のその芝生の一点に枯れているところがあっても、見ないふりをする。

 本当は日本の芝生も青々としている。隣人は彼らが隣の芝生に気をとられている間に、日本の青い芝生から一箇所くすねて、枯れた部分に植えているのである。そういうことが平気でできる国は多い。ちなみに、日本はそうしたことができない人種だ。私なら、やり返してもいいと思うのに、日本人はとられたものは仕方ないで済ます。隣人と取った取らないで戦いたくないのだ。世界からすれば、これが非常識になるわけである。彼らはやられ損を好まない。

 日本には「出る杭はうたれる」という言葉があるが、それを世界基準にあてはめると欧米の民衆すべてが「出る杭」になる。古くから「出る杭はうたれる」という言葉があるくらい、日本文化は協調性と連帯感を重視する文化だ。日本人にグローバル化しろといっても難しいし、日本の変わっている面が欧米の人々に愛されるわけである。日本人のように空気を読んで人の意見を反論せずに受け入れる(聞き流すにも近い)、人にあわせる気質は、世界の非常識だ。欧米の主張する文化と間逆をいく。

 しかし、正直にいえば「主張する」ほうが簡単だ。人の気持ちより、まず自分がどう思うかを伝えるほうがシンプルだし、人のことを考えなくて済む。できるならできる、できないならできない。やりたい、やりたくない。主張は子どものほうが得意だ。日本人の場合「周囲のことを考えて、発言する」という、より高度な業が要求される。頭をかなり使うしストレスも溜まるし面倒だ。それに、日本人は「言ったからにはやらなければならない。やらなければ信用問題に関わる」と思ってしまうが、欧米的に考えると、それは考えすぎになる。世界の考えからいえば、やれると言っても、やれなかったら、やれないで終わりである。主張するときに信用問題まで考えていない。できなくても別に詐欺にはならない。

 日本人は人間関係に、本当に頭を使う。受け入れることは主張することより難しいのに、日本はそれを当たり前に強要する社会なのだ。グローバル化しろというのならば、その強要をまず取り払うことから先だ。そして、人や物や行為に期待してはいけない。そして、期待にこたえなくてもいい。主張はしてもいいが、法でしっかり規制される。国際化というのはそういうことだと思う。

 とはいえ、それを実行したら日本人ではなくなる。シンプルだが、連帯感もなくよそよそしい。日本人は日本人でいいと思う。私はすごく高等な場の読みあいして、我慢(妥協)と理性を使わせるこの気質が好きだ。少し大変だが、それが気持ちの繊細さをつくり、うまくいけば良い距離感の素敵な人間関係をつくれる。

 日本人がグローバル化ですべきことは、まず日本の常識が世界の非常識だということを知るべきだ。そして彼らの習慣やものの考え方の基盤を日本と比較して、その中でどうやって日本の常識を保ったまま、独自性を貫くかを考えて実行することである。愛国心ではなく、日本という国が世界でいかに変わった気質をもっているかを知ることが一番だ。

 そして、自分たちのもつ独自性に誇りを持って守るべきだ(守ることと鎖国することは意味が違うので注意)。また、他国の言うことを間に受けてはいけない。ひとつの意見として取り入れるべきである。国として本当に大切なことは取り入れる、それを見極める能力と、打たれ強さが最も必要なのだと思う。

 昔は、戦力を持った国が他国を征服した。しかし、グローバル社会では、経済力を使って他国を征服する。経済侵略は目に見えないところからはじまり、気づいたら日本はどこかの国の働き蜂に成り下がっていたということになりかねない。近い将来日本が本当にそうなる可能性もゼロではない。

 海外に住んで思う。帰れる国があるということは幸せだ。しかし、いつまで日本が帰りたいと思える国であり続けるかがこれからの課題である。海外に住んだ、永住したからといって、どこかのものになってしまった日本は見たくないだろう。海外に住む人も(ご苦労をかけることだが)、日本が独自性を保ったままグローバル化するお手伝いをしてくれればと思う。それが、真の愛国心だと思うのだ。
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by gosuiro | 2012-05-06 00:03 | ROMA留学エッセイ | Comments(2)
ローマにある泉(噴水)をめぐって
b0206901_1385017.jpg イタリア語で、Fontana(フォンターナ)とは「泉」のこと。前回、ローマ郊外の町ティヴォリのエステ家の別荘(世界遺産です。記事はコチラへ)の庭園に、たくさんの芸術性に富む噴水がある話をしましたが、芸術的な泉ならばローマ中心部も負けていません。たくさんの泉があちらこちらにあります。

 その代表が、写真一枚目のトレヴィの泉(Fontana di Trevi)。ここは、朝のすがすがしい時間(太陽の差し加減が良い)、そして夜のライトアップしているときが最も素敵です。それ以外の時間帯は超有名なだけあって超観光客が多い。そして、スリされやすいスポットです(苦笑)。札幌の時計台並に建物に囲まれていらっしゃる泉ですので、私は毎度見つけるのに時間をかけてしまう……路地が入り組んでいるんですよこのあたり。

 トレヴィの泉がローマ中心部で一番規模が大きい芸術系の泉といえるでしょう。他に気軽に観に行ける大きい泉は、スペイン広場の階段前にあるバルカッチャ(舟)の泉、パンテオン前やポポロ広場の泉など。
b0206901_1392354.jpg あとは、写真の二枚目のナヴォーナ広場の左にある、四大河の噴水(Fontana dei Quattro Fiumi)が有名です。人が多いのと、変な塔みたいな棒みたいなものが目立つせいで噴水だと思われないものですが、サン・ピエトロ広場の設計をしたベルニーニのとても有名な作品です。

 ちなみに、変な巨大棒みたいなものは噴水の彫刻とは別で、オベリスク(obelisk)という歴史的な記念碑です。単純には古代エジプト時代からつくられるようになったモニュメントですが、石碑には物語や歴史などが文字や絵で描かれています。ローマが隆盛を極めた頃に、エジプトから持ってきたものですね。

 この古代につくられたオベリスク、ローマに13本点在しています。オベリスク13本見に行く! という、スタンプラリー的な観光するのもありだと思います。

 さて、水モノの話に戻して……ローマは周辺の町もあわせてとても水の豊富なところです。古代ローマ帝国が繁栄したのは、水の豊かさにあったことは間違いないでしょう。古代に整備された水路はいまだに使われているという話です。
b0206901_1391487.jpg
 そして、写真三枚目! この道の横にあるミニポストのかたちをして、水が流れている水道口。公共の水飲み場です。ローマ中心部のあちらこちらで見ることができるものです。これのすごいところは、蛇口がなくて常時流しっぱなし(笑)。

 ローマでは、一応一般の蛇口から流れる水が飲めます。この流しっぱなしの水飲み場も例外なく飲めます。ただし、水を引いている地区によって味は変わるようで……そして、かなりの硬水です。

 ちなみにマリナの家がある地区は、本人いわく水のおいしいところで、私に再三「ペットボトルの水なんて買わないで水道水飲みなさい! ローマは水道水もおいしいんだから!」と語っていたという。まあ確かに日本には比べられないけど、まずくはないかな……でも炭酸水はペットボトルで買わないと手にはいらないから(苦笑)。イタリア住んで、炭酸水のおいしさに目覚めました。整腸に天然の炭酸は抜群です。

b0206901_1394118.jpg 天然の炭酸と書きましたが……ローマにも天然の炭酸水が汲めるところがあります(そのときの話は、コチラ)。そして日本にもあることを知りました。九州の竹田市あたりだったと思います。車を走らせていたときに、炭酸水汲めるところを発見したので、詳しい場所は定かではないけど(苦笑)。当然のように誰もいなかったですけどね……炭酸水って慣れるとすごくおいしいんですけどねえ。

 (でも苦手な気持ちもわかります……私もはじめは大嫌いだったんですが、オリーヴ油とトルタとチーズといろいろコテコテなイタリア料理を食べ続けていたら、炭酸水って喉と胃がすっきりする! ということを知ってしまいまして、そのままハマりました。イタリア料理に炭酸水は合う)。

 四枚目の写真は大きなすり鉢状の器に水がきれいに満たされた泉。名前は忘れた(調べろよ!)。実は奥に私が写っております……あまり目を凝らしてみないでください(笑)。撮影者はマリナさんです。最後に私の好きな泉ですが、ゲットー(ユダヤ人街にある)亀の泉ですよーっと(写真は前に紹介したもので、コチラへ)。
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by gosuiro | 2012-05-03 13:23 | イタリア的雑記 | Comments(0)