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小説更新のお知らせー(ローマのミュージアム付)
b0206901_8452946.jpg 更新する間が空いてしまい申し訳ないです……気を取り直して早速なのですが、小説更新のお知らせです。

 このたび、61本目の作品【 きみの願いごと 】をUPしました。右記のリンクからこちらの話が読めますので、お気軽にポチッとどうぞ! ⇒ 【 きみの願いごと 】を読む (PC・携帯電話などから閲覧可能)。

 前、前々と不思議な話が続いてたのですが、今回は普通の男女の話。こうした小話で好まれるのはどういう系なのかなと、そろそろ気になってきましたが……61本も話を書いていれば、ニーズも気になってくるものです(苦笑)。個人的には、不思議系と百合系を書くのが最近とても好きです。

 そして、ご閲覧ならびに、拍手とブログランキングのクリックしてくださり、ありがとうございます。心から感謝しております。かなり不定期でのんびりしたブログですが、文章の量が豊富なところは引き続いていこうと思います。というか、この分量がブログとしていいものなのか考えることも多々あるのですが(文章より写真中心ならもっと更新も楽なんですけれど)……性分ですね、とほほ。

 次回予告としては、前エッセイの補足・バルセロナの話かイタリアの地場野菜の話あたりをはじめます!(写真はローマのミュージアムです。一番好きなところです。)
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by gosuiro | 2012-09-30 08:47 | 小説作品更新情報 | Comments(0)
【ROMA留学エッセイ番外7】人種のおもしろさ
 今回のエッセイはタイトルのまんまです。軽めにどうぞ(笑)。前回の「欧州における世界二次大戦の痕跡」はコチラです。

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 私の借りている部屋の家主、マリナは前世が日本人だったのかというくらい気配りの人で、几帳面の綺麗好きだ。娘のエレナはどう見ても性格がイタリア人だが、マリナは違う。そうしたエピソードがたくさんある。

 ある夏の日にマリナと私が一緒に出かけていたときだ。彼女は買ったばかりのおろしたての黒いスカートをはいていた。膝よりこぶし二つ分ほど長い丈のスカートだ。後ろの部分は、同じ黒を基調にした別の柄物の生地を使っていた。それは良いアクセントになり、黒のスカートをエレガントな印象に仕立てている。

 マリナは、道中そのスカートを見て驚いていた。

「このスカート、膝から上、シースルーになって透けているじゃない!」

 後ろの柄物生地は、シースルーだったのだ。しかし、生地自体は膝の少し上までしか使われておらず、スカートの露出は少ない。日本でも売られていそうなスカートだ。しかも、ここはイタリア、マリナはイタリア人。イタリアには、全身赤い服を着たおばちゃんや、ミニスカートにブーツで歩く明らかに50歳をこえている女性(!)や、もうなんでもありの格好をしている人がよくいる。着たい物を着ている、という発想がまかり通る国だ。そして、私はイタリアのおばちゃんが膝上のスカートで生足をさらして歩いている姿にすっかり見慣れた日本人となっていた。

「このスカート黒だし、透けてるなんて全然わからないよ。しかも膝上って、少し上なだけじゃない」

 そう言っても、マリナはショックだったようだ。

「こんな、はしたないわ。膝を見せるなんて恥ずかしい!」

 マリナの物の考え方は本当に日本人寄りだ、と、このときしみじみ思った。好きな服を着ればいいではないか。イタリアなのだから、服のセンスについては日本より100倍くらい許容がある。おばあちゃんくらいの人がミニスカートを履いていてもOKの国だ。しかし、マリナは嫌だったようである。

 この手の話は別にある。マリナが銀行に行くと言ったときのことだ。ATMに用があった私は、銀行に行くというマリナに同行した。なぜ銀行に行くのか、彼女はお札を一枚取り出しながら説明してくれた。

 そのお札は、一箇所がやぶれて欠けていた。

「この破れているお札、普通に使えるのよ。でも、受け取る人が嫌な気持ちになるでしょう。だから先に銀行で取り替えるのよ。面倒だけど」

「……それ、イタリア人じゃなくて日本人の考え方だから」

 私は彼女の回答に呆れながら、いつもそう返すのである。

 こうしたことは、本当によく起きた。マリナは人の気持ちを先読みするのが得意だ。日本人並に『空気を読む』。性格もイタリア人の娘エレナは、そんな母親のことを『頭でっかちで、理性的すぎる』と称する。娘は母親からすれば、『感情的に動きすぎ。見てて心配になる』という。

 正反対の性格の親子二人だから、たまに物の考え方の違いで言い合いになっている。感情的にスラングなどを使ったり吠えるのはエレナだ。イタリア人がキレるときは、私の知っているかぎり大抵そういうキレ方をする。ギャーギャーわめいて、後スッキリという感じだ。一方、マリナはそういう怒り方をしない。感情的な怒り方を今まで耳にしたことがない。あくまで、理由と根拠で相手を諭そうとする。やり方がどちらかというと日本人に似ているのだ。実際、日本人並に空気を読む理性的なイタリア人もいる。陽気で自由な人ばかりではない。内気な感じの子がいるのも知っている。

 国民性というものは絶対に存在すると思う。しかし、実際住んでみてその国に住む人を知れば、本当に個人個人は個性豊かで十人十色なのである。国の広義的な気質はあるものの、全員がそれには当てはまらない。イタリアにはやさしい人もいれば、やさしさに裏がある人もいる。ポジティブな人もネガティブな人もいるし、控えめな人もいれば、攻撃的で根が打たれ弱い性格の人もいる。そのあたりは日本人も変わらない。人種が違っていても人間であることには違いないのだ。

 どんな人種でも自分と波長があう人はいるし、もしかしたら日本よりも波長のあう国があるかもしれない。変な固定観念や先入観をもって世界を見てはいけないなと、海外に住んで本当によく思う。

 一方で、その国における国民性は、その国を知る導入としてある程度知っておかなければならないとも思う。国の気質や文化、歴史、風土は少しでも頭にいれておかなければ、損をするのは自分だ。経済戦略でも同じことがいえるだろう。特に日本は、なぜか世界の常識と大きくズレているところがあるから、用心して情報収集すべきだろう(情報収集は心配性で物事の合理性を好む日本人の国民性として得意なはずだ)。

 また、各国の国民性として得意・不得意はある。イタリアの国民性にも、当然得意・不得意はある。得意なのはデザインセンス、不得意なのは計画的に物事を組み立てることである。プライベートだと特に、約束がある前日に「ごめん、延期して」という趣旨のメールがよくくる。しかも、それは一回ではなく何度も繰り返す。私もそれをイタリア人の友人にされたことが、度々あった。ちなみに、マリナはそうしたことがほぼない。

 ただマリナ本人も、イタリア人は本当に計画して実行することが不得意だと嘆いている。だからこそ、イタリア人はすべて合理的に計画して動けるドイツ人にものすごく憧れを抱いているという。一方、ドイツ人は融通がきかず、自由な発想で生きるイタリア人に強い憧れを持つのだそうだ。

 それを聞いて私は思った。日本人は合理的で計画して動ける人種だ。むしろ慎重すぎるところがある。一方、融通はドイツよりはきく。今はかなり廃れてきているが、元は「義理と人情の国」だ。ちなみに、イタリアは義理をあまり果たせないところはあるが、人情を大切にする国である。

 合理的、計画的なのに融通がきくとなると、日本はイタリアとドイツの間にいる性格となる。もしかして、日本人ってけっこう誇れる良くできた性格なのでは……と、私はマリナの話を聞きながら自国の国民性の評価をあげたものだ(ただし「義理と人情」が日本の国民性として機能していることが前提だ。今は廃れてきているから、悲しいものである)。

 最後に……海外に住んで日本を見て、本当におもしろい国だとつくづく思う。

 もし、日本は欧州から見れば本当に遠い国だ。欧州版の世界地図では右の切れ端にちいさく載っている程度だ。昔は最果ての国と思われたであろう。その日本が鎖国の途中で天変地異で滅亡したり、他国に滅ぼされていたとすれば、欧州に日本の存在は詳しく知られることはなかっただろう(現に、古いイタリアの歴史本では、日本の歴史が開国以降しか書かれていない。開国以前は未知の国扱いである)。

 日本が先に滅んでいたら、見つかったときはインカ帝国と似たように、特異で高度な技術を持っていながら滅んでしまった未知の国として、他国の学者たちが興味を抱いたのではないかと妄想してしまう。それくらい、日本は世界でも変わった国だ。生きた化石のような国なのである。その特出すべきものが、日本人の使う日本語なのではないかと思う(そして日本語のせいで、英語などの欧州言語取得に時間がかかるのでは……とも考えてしまう)。

 もし鎖国中に日本滅んでいたら、日本語の仕組みを知る人はいなくなる。発掘された文書の解読は、他国の学者たちが行なうことになるが……世界でも唯一かもしれない書き文字を三種も駆使する日本の言葉を、日本人の手なしで解読することはほぼ無理だろう。それくらい私たちの日ごろ使用している日本語は、世界トップレベルで難しい不思議な言語なのである。
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by gosuiro | 2012-09-19 23:48 | ROMA留学エッセイ | Comments(0)
ローマのジェラート屋、グラッキはとりわけ最高なの!
b0206901_23512225.jpg ローマには数多のジェラート屋さん(イタリア語でGelateriaジェラテリアと言います)があって、自家製で細々しているところ、無添加だと謳っているところ、あとは日本のガイドブックに乗るくらい世界的に有名な店とか……ほんとうにさまざまなんですが、その中でとりあえずローマに来たら食べに行くべき! というジェラート屋さんがあります。

 それが、「グラッキ Gracchi」というジェラート屋さんです。ここはけっこうローマでも有名なお店。写真一枚目は「グラッキ」の店構えです。春夏秋冬かまわず皆食べに来ます。内部はかなりシンプル。シンプルすぎて、最初に行ったとき普通に通りすぎて探し回りました(笑)。椅子や席もありません(軽く食べられるベンチみたいなのはあったかな)。

 グラッキで一番に私がおすすめしたいのは、その味。特においしいのは、ノンラテのフルーツフレーバーです。なんせ果物の味のジェラートは、イタリアでもミルク入りのものが多かったりします。日本でもミルク入りのフルーツジェラートをよく見かけるんですが……ミルク入れると濃厚にはなってアイス食べている気にはなります……でも、私は何かフルーツの味を誤魔化されているような気がして好きではないんです。
b0206901_23513438.jpg 生のフルーツを大量に使っていて、ノンラテ(=ミルクなし)で濃厚な味を捜し求めて、グラッキに落ち着きました。グラッキのノンラテフルーツフレーバーは本当においしいです。グラッキはショーケースの奥にキッチンがあるんですが、果物が大量に積まれています。これが、ノンラテのジェラートになるんだーと思うと、そりゃおいしいわって思う。当然、無添加、無着色、とても身体の良いです。

 二枚目の写真は、そのグラッキのジェラート! 左下はピスタチオ、右のは柿(カキ)、上は桃(ペスカ)です。特に秋は柿が最高。日本から伝来したもので、イタリアでも「カキ」と呼ばれています。イタリアの人々は柿大好き。柿味は本当においしいんだああああ!

 というわけで、私がこんなところで語っても仕方ないので、もうローマへ行く機会がある際は、意地でもグラッキに行ってください。ガイドブックにあるジェラート屋よりおいしいですからね!(笑)

 おいしいジェラート屋さんを開拓するときのコツは、まず注意一点。バールや観光地のテキトーなジェラート屋は企業のものをそのまま卸していることが多いです。そういうの気にせず食べ比べしても意味がありません。つくっている会社は全部同じ、みたいな感じになります。かならず頼む前に、ショーケース中に企業名がないか確認して食べ歩きすることをおすすめします。Baci味とか売られていたら、ほぼ自家製のジェラート屋ではないかな。
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 特徴のあるジェラート屋を見つけるときのコツは、名前の看板がしっかりしている、無添加だとBIOとか、Senza colorati(無着色)、Senza conservati(食品添加物なし)とか書かれているところでしょうか。あとは……ジェラートを入れている大きな容器が銀製の蓋つきのもの(密閉性のあるジェラート保管器)だったら、自家製率はかなり高い模様です。

 また、品質にこだわった自家製系のジェラート屋でも、数店舗規模のチェーン展開しているところもあります(GROMもそうです)。私が気に入っているところも一店舗のみ経営じゃないところが多かったので……ようは、無添加・材料の産地が詳しく明記されていれば基本的にはおいしいジェラート屋です。問題はイタリア語で書かれているところでしょうかねえ……。

 そういえば、よほど人気店でないかぎり、自家製をつくっているところは店員さんが味見させてくれます。イタリアの方々というのは、自分のつくったおいしいものを皆に味見させたい! おいしいって周知させたい! ところがあるといいますか……つくったものに自信があるので、味見を頼まなくても進んで「この味食べてみて」と味見させてくれることもあるのです。イタリアは好みのジェラート屋探しするのが本当に楽しいですよ。

■Gelateria dei Gracchi 「グラッキ」
住所 Via dei Gracchi 272
地下鉄のA線Lepantoレパント駅から徒歩5分。ヴァチカン市国から徒歩15分くらいでしょうか。
ジェラート屋のある通りがそのまま「グラッキ通り」なので、地図があれば意外に簡単に探せますので是非!
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by gosuiro | 2012-09-14 00:08 | 国内外の美味な食事処 | Comments(0)
ジェラートの前に、小説更新と氷ぜんざい!
b0206901_015859.jpg まず、小説更新のお知らせです。このたび、60本目の作品【 ドレスアップ 】をUPしました。右記のリンクから話が読めますので、お気軽にポチッとどうぞ! ⇒ 【 ドレスアップ 】を読む (PC・携帯電話などから閲覧可能)。

 とうとう60作品目! 珍しく今回は男性視点の異様でかわいい話です。これからも創作、時間の許すかぎりがんばりたいと思います。そろそろ長編も出してみたいですねー。そして、拍手をいただきありがとうございます! 訪問してくださいます皆様にも心から感謝!

 さてさて今年も夏が過ぎ去ろうとしておりますね……暑いのは嫌なんですが、夏だからこそおいしいものっていうのがある。たとえば、ジェラート。次回はグラッキを紹介しますが、でも私はイタリアの夏=グラニータ派でございます。最高においしいからローマに訪れた際は、ぜひコチラのサルバトーレおじさんのジェラート屋へ!(グラニータは4月~10月の販売)

 そして、日本にも私のとりわけ愛している冷菓がございます。その名も「ぜんざい」。沖縄最強の冷菓です。内地にあるのとはわけが違います。まさに写真にあるのが、沖縄版ぜんざいです。金時豆を水っぽいおしるこ状にして、カップに注いだものの上にカキ氷をこんもり乗せます。
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 小豆ではないけれど、おしるこに近い独特な水っぽい甘い汁と氷のあわせ具合が最高にたまらない。沖縄のばーちゃんちに滞在しているときは一日一回ぜんざい探しの旅にでます。暇なんだもん(笑)。このぜんざい、200円とか信じられないほど安く食べられるんだー。

 写真のものは一番有名な新垣ぜんざい屋のものだったはず……実家から車で15分しないところにある超有名なぜんざい屋ですが……なんていうか、ここのは内地好み(日本人好み)の気がします。新垣さんのところは小豆っぽくて、まるであんこのみぞれ金時を食べているみたいなんです。私はもっと素朴で水っぽいほうが好みです。沖縄の素朴なものはもっと砂糖水っぽい。

 中でも一番ガツンときたのは、許田の道の駅の氷ぜんざいです。量の多さといい黒糖の使い方といい、食べて感動しました。我が古里、沖縄北部に行った際は高速道路終点すぐにある許田の道の駅でぜんざい食べてください。他に個人的に好きなのは今帰仁の道の駅……徒歩でうきうきぜんざいを食べにいける……ってマジ身バレしそうなところで、イタリアネタに戻ります(今帰仁村にいると、まあ不便さはイタリアと変わらねーなとよく思います。むしろイタリアの田舎並にのんびりしていて……あ、二枚目写真は古宇利島を眺めながら! ここも有名になったもんだなー)。
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by gosuiro | 2012-09-11 00:21 | 小説作品更新情報 | Comments(0)
ローマで美味しいジェラートを食べる「ファッシで入門編」
b0206901_22502696.jpg 長らくお待たせいたしました……イタリア・ローマで私が贔屓にしているジェラート屋の紹介です!

 今回は、まずローマの有名店「ジェラート・ジョヴァンニ・ファッシ(Palazzo del Freddo Gelato Giovanni Fassi)」。日本のガイドブックなどでは、通称「ファッシ」と呼ばれています。でも、現地的には前冠の「パラッツオ・デル・フレッド」のほうが通じるかも……。

 という、ファッシですが写真一枚目。私が行ったときは休業日だった! 残念すぎる! 一応、玄関口はこんな感じです。ここの内部はかなり広いです。ジェラート屋でテーブル席がついてあるところはあまりないのですが(あっても、カフェ扱いで席料が取られること多し)、ファッシはたくさん席がある(店内写真は公式サイトにあります。リンクは下記)。まるで日本のフードコートのようです。席料が取られずゆっくりジェラート食べられるのは貴重。というのも、イタリアでは立ち食い食べ歩きがジェラートの食べ方の基本なのです。

 いかんせん写真がなさすぎるのが申し訳ないのですが……ファッシは個人的におすすめできるというよりは、『ゆっくり座って食べられる』『量たくさん食べられる』『何より安い』ということに尽きます。正直、ファッシよりおいしいところはたくさんある(苦笑)。でも、無難なんです。安く大量に食べたいなら絶対ファッシがおすすめ。
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 特にファッシに行くのをおすすめしたい季節は冬です。イタリアでは年中かまわずジェラートを食べます。理由はジェラートがただただ美味しいから(笑)。夏の昼食にジェラートのみ!を推奨する国なので、……いっそイタリアの主食のひとつと思ったほうがいいかもしれません。

 そしてファッシは、11月から2月まで、水曜日はジェラート半額デー! その時期は売り場に「-50%」と書かれた大きな看板がかけられます。気合十分です。私は冬の水曜日を狙ってジェラートLサイズを二杯ペロリといただきました。アイス漬けで胃が寒くなったらハーブティを頼めばいいんです。飲み物はミニポットで2ユーロもしなかったはず。人と待ち合わせするときもファッシは居やすいです。

 さて、このたびのメインは、ファッシの紹介というよりイタリアにおけるジェラートの頼み方と表示です。あと、おすすめの味。

 まず、購入方法ですが……これはバールでエスプレッソを頼むときと同じ。レジに行って、レジ係にほしいサイズを伝えてお金を支払いレシートをもらいます。レシートはかならずもらってください。そして、ジェラートのショーケースが並ぶところに行き、ジェラートをすくう係のひとへショーケース越しにレシートを渡して、食べたいフレーバーとコーンかカップのどちらにいれるか選んで言います。
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 イタリアでは、コーンか紙カップか選べます。イタリア語でコーンは「CONI(コーニ)」、カップは「COPPETTE(コペッテ)」です。これは覚えておくと便利。量多く食べるつもりなら、カップがおすすめ。

 サイズを伝える場合は、大抵三種あります。一番大きいLサイズは「GRANDE(グランデ)」、標準のMサイズは「MEDIO(メディオ)」、一番小さいSサイズは「PICCOLO(ピッコロ)」です。ちなみに、イタリアではPICCOLOサイズだとジェラート2種、MEDIOサイズ・GRANDEサイズだと3種の味が選べます。なので、量が多いと感じてもMEDIO以上のサイズを頼みましょう。

 ファッシの場合の料金は、写真二枚目参照。イタリア語がずらっと並べられてまったくわからないかもしれませんが、一番右上の赤字「1,60-2,00-3,00」というのが、ジェラートの金額です。コーンもカップも同料金。つまり、PICCOLOサイズが1,6ユーロ、MEDIOサイズが2ユーロ、GRANDEサイズが3ユーロということです。これはローマのジェラートでもけっこう安いほうです。さらに冬の水曜日は、これらが半額になるわけですから本当に安い! ファッシさま太っ腹!!(このメニュー表、興味持った方は訳してみてください。全部お菓子の値段の話ですが。あと写真三枚目はGROMカップ、これはPICCOLOサイズです。GROMに言った際の報告記事はコチラまで。)
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 そして、全般的なおすすめのジェラートの味ですが……やっぱりピスタチオははずせない。本当においしいですから、ピスタチオだけは食べてください。後個人的にはモラ(桑のみ)、ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)あたり……イタリアでしか食べられない味ですね。ノンラテ(ミルク不使用)ならフルーツ系は全般的においしい。でも、レモン系は店のあたりはずれが大きいと思う。レモン系でおいしいところは本当においしいジェラート屋です。フレーバーは気持ちに余裕のある店員の多い店だと、味見させてくれます。ファッシはけっこう混んでるから無理かも。(おっちゃんたちにフレーバー頼むのも軽く戦いになるくらい混んでるときがある。特に冬の水曜日。)

 補足的に、ワンランクイタリア通な食べ方では、シチリア風のものがあります。ずばり、パンにジェラートをどっぷりはさんで食べるという驚異的な食べ方。その名も、ブリオッシュ・コン・ジェラート。私もまだ試す勇気はありません(笑)。

 というわけで、ファッシのメニュー表を使いながらジェラートの頼み方を学んだ次回は、私の大好きな店を紹介します!(実はそこがラスト写真。)


■パラッツオ・デル・フレッド~ジェラート・ジョヴァンニ・ファッシ~
(Palazzo del Freddo,Gelato Giovanni Fassi) 住所…Via Principe Eugenio, 65
公式サイト→ http://www.palazzodelfreddo.it/
 地下鉄ではA線、ヴィットリオ・エマニュエーレ駅徒歩3分くらい。地上出口がたくさんあるので注意。トラムが行き交うVia Principe Eugenioという通り沿いにあります。アジア系の通りなので、ちょっとイタリアっぽくない雰囲気もあります……。
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by gosuiro | 2012-09-07 23:21 | 国内外の美味な食事処 | Comments(0)
南イタリアの玄関口、美味ナポリ飯!菓子!紹介!
b0206901_0284337.jpg ナポリといえば、食の街! 特にピッツァはナポリが発祥といわれています。そこで本場のピッツァを食べに行きました。そして、一度行って病み付きになった店がこちら。

 ダ・ミケーレ Da Micheleです。ナポリを観光される方はかならずと行っていいほど押さえるピッツェリアです。例に洩れず……私も一番最初はイタリア大好きの留学生仲間に連れられて入店いたしました。以来、私のピッツァの基準はダ・ミケーレになっています。

 写真一枚目が、ダ・ミケーレのピッツァ。手前がマリナーラ(トマトソース・オレガノ・ガーリック)で、奥がマルゲリータ(トマトソース・モッツァレッラ・バジリコ)です。ダ・ミケーレはこの二種類のシンプルなピッツァしか売っていません。

 でも、このシンプルなピッツァほど、おいしいものなんです。おいしいピッツェリアはマリナーラを食べればわかる! といわれているほどですから……ピッツァは大方、生地の薄さと焼き加減、トマトソースの味が決め手。ダ・ミケーレはその中でも一番食べやすい薄さでしつこくもない。
b0206901_0285751.jpg ただ、一枚自体がものすごい大きいのです。写真二枚目の左側を見たほうが人の対比で大きさはわかりやすいかも(写っている人は私です)。これでレギュラーサイズ。これより大きいサイズもありますし、モッツァレッラ倍増という追加注文もできます。ちなみに一番大きいのでモッツァレッラ倍増したら男性でも一枚食べるのがやっとの量になります。

 で、ここの店の何がすごいかというと、ピッツァの値段。一枚4ユーロいくかいかないかという破格の安さ! ローマでもこの安さでおいしいピッツァはなかなかないですよ。日本ではピッツァ食べる気マジ失くす。値段三倍くらいするのに、ここよりおいしくないんだもん。当たり前だけど(苦笑)。

 ナポリに行った際は、とりあえずダ・ミケーレで本場のピッツァを食べていただきたいです。ここのを食べてから、他に好みのピッツァを探し求めに行くのがグルメのコツです。ちなみに、店自体はテキトーなつくりな上、少し路地をはいったところにあるため探しにくいですが……有名すぎてかなり人が並んでいますから、それが目印になってくれます。逆に開店時間の11時とか混雑前を狙わないとかなり待たされます。どうしても食べたいときは、観光捨ててでも最初にここへ訪れるべきです。

 ピッツァの補足として……ピッツァにはナポリタイプとローマタイプの二種類があります。ナポリタイプは日本でも最近もてはやされる薄くもちもちで、手にするとだらりと垂れるピッツァ。ローマタイプは薄くパリッとしていて、手に持てばピンと生地が立ったままのピッツァです。どちらも私は好きです。二タイプとも大切なのは、薄さですよ! すぐ生地に穴が開くくらいの薄さがいいです。
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 ローマタイプのおいしいピッツェリアは、ローマにあります。以前にも紹介しましたが、「ラ マディア (LA MADIA)」というお店。詳しいことはコチラの記事まで~。ちなみに、イタリアの感覚でピッツァは、日本で言うラーメンの感覚なんだなと住んでいくうちに学びました(笑)。

 さて、ナポリの食事処を紹介した後は……あ、もうひとつ補足。ナポリは海鮮料理でも有名です。港沿いにはおいしいスパゲッティ・ペスカトーレという海鮮盛りだくさんのパスタがいただけるところがいくつもありますので、行かれる方は探してみてください。ちょっと高いかもしれないけど。

 話を戻して、次はドルチェ! ナポリはお菓子で有名です。というか、南イタリアはかなり伝統名菓揃いです。ナポリはその中でもとりわけ……太れる街(笑)。 

 ババとかゼッポラとかフラッペとかいろいろありますが、中でも私のおすすめのドルチェが、スフォリアテッラという伝統菓子。マリナもエレナちゃんも「ナポリと言ったら、スフォリアテッラだよねー」というくらい、超有名なナポリ菓子です。
b0206901_0292721.jpg スフォリアテッラの形状は、写真三枚目参照。上の段の真ん中より左にある、三角形っぽいパイ生地のものがスフォリアテッラです。パイ生地の中にはリコッタチーズのクリームが入っています。いろいろ食べましたが、このクリームが決め手です。私もマリナもがっつり濃いリコッタチーズが好み。胸焼けするくらい重いクリームのほうがおいしいのです(住めば慣れる本場の味)。でも絶対一個の500カロリーくらいありそう。だから太るんだ(苦笑)。

 私が土産で買ったスフォリアテッラの中で、美食家のマリナたちに「これは美味しいわ!」と言わせたのが、R.M ATTANASIO(アッタナーシオ)というお菓子の店(パステッチェリア)です。

 ここはたまたま見つけました。旅の途中、ナポリ乗換えで一時間余裕ができてしまい、スフォリアテッラくらい食べられないかなーと中央駅付近をうろうろしていたら……ものすごい人だかりができている店があったんですね。

 食にうるさい国、イタリア。おいしい店には並んでも食べる人種、それがイタリア人(笑)。店内と看板を見たらパステッチェリアだったので、これは間違いない! 地元で美味しいお菓子屋だ! と、突入。番号制だったので、チケットを簡易機械からちぎって番号を待っている間に、並んでいるお菓子を眺めていました。それが三枚目の写真。スフォリアテッラを迷わず選びました。
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 ここのめっちゃ美味しかったー。感動するくらい美味しかった。たぶんパイ生地系のお菓子で、ここがイタリア一の美味しさだと思います。問題は英語が通じなさそうなところですか(苦笑)。番号制のやり方がわかって、ウナ・スフォリアテッラ(一つ分頼む場合)といえばたぶん買えると思います。

 変な話、上記の二箇所をおさえればもうナポリは十分だと思うのですが……ナポリはカッフェも有名なところなので、おすすめのカフェテリアをひとつ。プレビシート広場すぐそばにあるGambrinus(ガンブリヌス)です。テラス席があって観光客もたくさんいるので、わかりやすいけど混雑しています。着席だと料金高いですが、夏ならカッフェ・シャケラート(くだいた氷にエスプレッソと砂糖を投入した甘ーい飲み物。ちなみにイタリアにアイスコーヒーという概念はない)がおすすめです。一回目のナポリ観光なら、この三点行くのが限界だとも思うので、行く際は参考になるとうれしいです!

~紹介したお店のデータ~

■Da Michele(ダ・ミケーレ)ピッツェリア Via Cesare Sersale 1
不定休。8月は夏休みを長くとるかも。
公式サイト http://damichele.net/#LanostraPizza

■R.M ATTANASIO(R.Mアッタナーシオ)お菓子専門店 Via Ferrovia 1-2-3-4
ナポリ中央駅から徒歩二分くらいのところにあります。「SFOGLIATE CALDE」という看板が目印です。

■Gambrinus(ガンブリヌス)バールというかカフェテリア Via Chiaia 1/2
朝の7時~翌2時まで営業らしいです。
公式サイト http://www.caffegambrinus.com/
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by gosuiro | 2012-09-03 01:00 | 国内外の美味な食事処 | Comments(0)