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ウルビーノの聖堂+小説更新
b0206901_2126599.jpg イタリア話を差し置いて、連載小説更新のお知らせですよー!

 引き続き、初の連載作品【 独白(或いは私室) 】の第四話目をUPいたしました。右記のリンクからこちらの話が読めますので、お気軽にポチッとどうぞ! ⇒ 【 独白(或いは私室) 】を読む (PC・携帯電話などから閲覧可能。今回の連載UPは四話目)。

 連載もちょうど折り返し地点になりました。全六話になりそうです。学生時代が一番、純文学に浸っていたなあと……最近感慨深くなるのも私が歳をとった証拠でしょうか。そして、20日間で三島由紀夫作品を18冊読んでみたこの頃です。彼の作品は、難解な部類なのかまったくわからないのですが……私にとってはすごくわかりやすくて良かったです(仏哲学書を心底好いている身からすれば、どれも難しくないのかしら。ちなみに最近本気で恋したのはジャン・ジュネの『泥棒日記』です。あれは最高愛してる。バタイユの『眼球譚』も楽しかったけど)。

 さて、そろそろイタリアネタもどこにいこうかな~と、思っているところなのですが……って、よく考えてみると、イタリアネタって料理と慣習と旅行と語学ものをぐるぐるまわしているだけのようなげふんげふん。ちょっと楽しそうな話題、探してきますね(イタリアっていうか欧州って案外娯楽少ないからなあ。それ考えると、日本のほうが面白いもの一杯ある気がするのよね)。

 最後に写真は、ウルビーノの聖堂。大学都市であり、ラファエロの生まれ里なのであります。
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by gosuiro | 2013-03-26 21:26 | 小説作品更新情報 | Comments(0)
ローマ郊外ののどかな風景+小説更新
b0206901_13105530.jpg 最近続けている、連載小説更新のお知らせをいたします。

 このたび、初の連載作品【 独白(或いは私室) 】の第三話目をUPしました。右記のリンクからこちらの話が読めますので、お気軽にポチッとどうぞ! ⇒ 【 独白(或いは私室) 】を読む (PC・携帯電話などから閲覧可能。今回の連載UPは三話目)。

 続いている連載ですが、ちょうど前半が終わったところです。これからが大変なことになるというか、ご想像におまかせするというか、私が高校時代に書いた話なので、まあ、うん(苦笑)。でも昔から、こういう話読むのも書くのも好きなんだなーと思います。幸せな話を書くのも好きですけれど。でも最近すっかり三島由紀夫氏の小説が大好きになっちゃったからなあ。なんで早く読まなかったんだろう。もろ好み。あの幸福の中のアイロニーたまらんです。特に「鏡子の家」は秀逸。(写真は、ティボリの風景。小説の内容が長閑ではないので、一応写真だけでも。笑。)


 下記より、コメントのレスです。
b0206901_13154180.jpg ・Midoriさまへ
 Ciao Midori. Grazie di tutto! 素敵なコメントありがとうございました。語学は「勉強する」というより、「癖にする・習慣にする」ことが一番だと、実際に住んで切に感じています。写真はケータイ写真ばかりで恐縮なのですが……雰囲気を楽しんでいただけているのでしたら幸いです……。
 また、小説のほうも読んでくださっているなんて、本当にありがとうございます! イタリアに住むと、日本にいるときのように趣味に走り回れない環境になるんですね。そんな日々で、本当に好きなものってなんだろうと自問自答した末に辿り着いたのが「創作」でした。創作については日々勉強しているところです。その中で、読んでくださる方というのは本当に貴重な存在ですので……本当に感謝しています。
 連載の「独白」は、大筋がもう十数年前に書かれたものなのですが、主人公宅にまつわる離婚は、そろそろ理由がほんのり明らかとなります。あ、今考えるとMidoriさんが仰る「事実を隠す・隠さない・隠しきれない」が「独白」の後半に重要となってくるキーワードだ……すごく先見の眼がありますね!
 ちなみに私の両親は離婚していない、どころか万年新婚夫婦なんですが、父の両親が主人公の両親みたいなドライな家庭で、子ども完全放任、夫婦も好き勝手やって基本家にいない……なんで夫婦してたの? という感じでした(どうも、結婚時は互い好みの顔と体格だったからというのが結婚した理由だったそう……性格は互い無視していたので、最期まであんまりわかりあえていない夫婦だった)。
 夫婦喧嘩にもならず、夫婦なのに互い無関心に近い夫婦もいるんだと……身近で学生時代に(無意識に)感じていたことが「独白」に反映されたのかもしれません。親は親なりに考えていても、それが子どもにちゃんと伝わるとは限らないし、親の考えが子ども自身の意向に沿っているとは限らないと思うんですよね。私も両親との性格や行動のリズムが全然違うので苦労しましたし(親はせっかち、私はのんびりでよく追い立てられていた)、元から親と生きるテンポが違うんだと気づいたのは高校生のときです。家族とて最終的には一番身近な他人なんですよね。ただ、社会に出たことのない子どもにとって親は世界であり鏡だとも思います。
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by gosuiro | 2013-03-19 13:13 | 小説作品更新情報 | Comments(0)
ローマにいたときの、311
b0206901_21555722.jpg こういう話もなんですが、時間が多少経っているので、ちょっとナイーヴなお話をいたします。の、前に、拍手やコメントくださいまして本当にありがとうございます。次回、創作更新のときに重ねてお礼いたします。

 で、話というのも……東日本大震災のことなのですが、私はローマにいたときに遭遇しました。ちょうど震災が起こる一週間後に日本へ帰国する予定だったのですが、……ことが起きてから、現地の友人たち(全員イタリア人)に本気で「今はお願いだから帰国しないで」と懇願されて、帰国の時期を延ばしました。

 震災の日から帰国するまでの期間の、異国の地で異様な気持ち……というか、焦燥? きっと「難民」になってしまった人たちの気持ちはこういうものに近いのかもしれません。当たり前にある母国を失うかもしれないという強大な不安と、自分の母国が世界中にとってどこか目の上のたんこぶみたいになってしまった不安(そして、本当はそういう国じゃないんだよ、素晴らしい国なんだよという弁解したい気持ちを、伝えたいけれど事実には勝てない煩悶)みたいなのが、ぐるぐる回っていました。
b0206901_21571643.jpg 
震災が起きてはじめの三日くらいはほとんど寝られなくて、時差というものを呪って(私が寝ている時間が日本にとって日中だったから)、イタリアのテレビなのに毎日のように報道される日本の話としつこく聞かれる原発の話に、さすがの私も四日目くらいにキレたという(その節は、マリナにご迷惑をおかけしました。でも、彼女がいてくれたから表向き冷静でいられた)。

 どこへ行っても、FUKUSHIMAの言葉を聞いたし、イタリアの人は屈託のない性格のひとが多いから、バスに乗っていて同情しているのが日本人だと知ると、ものすっごい話かけてくるんですよ。非難も聞きたくないし、なにより日本国内の状態を知ることができない(毎日、関東にいる家族とは連絡取りましたが)、私自身がひやひやしている状況で、私をよく知るひとたち以外とは話したくもなくて……いっそ「あなた日本人?」って聞かれたら「中国人です」って言ってやろうかと思っていたくらい(笑)。そうした事態はなるべく避けたのでよかったですが。

b0206901_21565146.jpg 頼みの綱は、NHKのユーストリームと日本のサイトでした。あくまで欧州にとって日本は極東の島国なので、詳しいちゃんとした情報なんてないんですよ。チェルノブイリの件をとうに経験している彼らにとって、なにより原発の問題が重大であって(特にイタリアは国民投票で原発完全廃止しており、この問題に過敏)、テレビでも何度も討論会をしているのを見たし(日本に詳しい有識者が弁解しているのも見ました。ちょっと救われた)、……問題が起きた場所も間違っていたり、ラジオでは「東京の人たちは皆逃げて、都心の住宅街は静まり返っている」とかテキトーなこと言ってるし(イタリアと違って日本は皆さん勤勉に働いているので、日中の住宅街は静まり返っているのが普通)、こうやってテキトーな報道がより悪いほうへ国の心象を貶めるのかと腹立たしく思ったりも、してね。

 だからこそ、逆に日本で日ごろ聞いていた海外報道にどれだけ「実(正しさ)」があるのか(日本でもどこかで湾曲したかたちで外国のことを報道しているのでは、という)……疑問を持つようにもなったというか(それから、日本で海外の事件を知ったときはCNNなどを見ることにしている)。

b0206901_21574378.jpg 自分で見て感じることが結局すべてだと思ったし、でもそれができない部分は、信頼できるひとに頼るしかないわけで、その信頼できるひとに出会うためには……自分が、まず他者にそう思われる人間にならなければならないんだな、と思ったりして、もう震災から離れたことまで考えさせられました。

 時間は経って、私も当時日本にいて遭遇したいろんな人から話を聞くようになりましたが……当たり前だけれど、海外にいた私と感覚がまったく違うような気がします。事件の渦中にいるひとは、そのことで過去も現実も未来もごっちゃになって、いまだに呆然としているというか、忘れたいけど忘れてはいけないというせめぎあいに埋もれているように……彼らと私は、その震災で同じ日本人ながら311以後の道をどこか隔てたような気持ちにさせられています。

 私はイタリアという土地で受けた、「母国が亡国になる」かもしれないという恐怖だけは、絶対忘れられません。それが私にとって、あの震災で手にした、一番深い感情です。
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by gosuiro | 2013-03-13 22:05 | イタリア的雑記 | Comments(0)
ローマペインティング+小説更新
b0206901_23171266.jpg さてさて、小説更新のお知らせをいたします。

 このたび、69本目になる連載中の作品【 独白(或いは私室) 】の第二話目をUPしました。右記のリンクからこちらの話が読めますので、お気軽にポチッとどうぞ! ⇒ 【 独白(或いは私室) 】を読む (PC・携帯電話などから閲覧可能。連載は二話目)。

 前回に引き続き連載になるわけですが……当時のことを思い出すと、好きな本が高校生のときからどこかあかんところにいっていた気がします。サガンの「悲しみよこんにちは」がバイブルになったのも高校のときですね。他に読んでいて何度も読み返すくらい大好きだったのは、花村萬月さんの「紅色の夢」でした。

 と、思い返して高校のときから、無意識にエロスと死の世界を好んでいたのだと最近気づきました。そりゃ卒論もバタイユになるわ(笑)。そして今、とうとう敬遠していた三島文学に手を出すべく本を大量に買い込んだ柔らかな春先……匂いたつ夜桜が目下の楽しみであります。(写真は、ローマ・アパルタメントのペイントが素敵だったので。)
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by gosuiro | 2013-03-06 23:17 | 小説作品更新情報 | Comments(0)