A ROMAパート5と小説更新のお知らせ
b0206901_01132891.jpg 師走の忙しい中、ローマ生活話などの反響いただきありがとうございます。このたびは恒例のお知らせです。小説サイト【 gosuiro.fg (リンクはコチラ)】へ、短編小説を2本UPいたしました。タイトルは『チョコレートホリック』と『MOONRIVER』です。ご興味おもちになった方は、リンクからどうぞ!

 『チョコレートホリック』は女子高校生二人の友愛のような恋のようなお話(百合めいています)。『MOONRIVER』は上京した自分が故郷を想う話です。たとえば、社会に出て知り合い親しくなった友人知人が、雑談の中で大好きなスポットを教えてくれたとき、それがまさに幼い頃から大切にしている思い出のスポットだった!っていう……偶然の共通点にであった瞬間の、絆を得たような懐かしい思い出を新鮮に思い返すトキメキ……いいなって感じるんですよね。今月はじめ、本当にそういうことがあってノスタルジックに浸りながら、縁って面白いなあとしみじみ感じたのであります。

 さて、サイトにUPしているこの短編小説シリーズには番号をついているのですが、とうとう今回で97、98ときました。次回は99、そしてラスト100番です! よく短編を100作品も書いたよと思いつつローマでも書きまくってたなと思い出しつつ(ちなみに別の創作シリーズもあり、サイトにUPしている総数は短編だけで150作品こえるというよく書いt)。今年最後分までお付き合いいただければ幸いです。

★★名嘉あいかのデビュー小説『ラ・エティカの手紙』(大洋図書)、各書店やアマゾン等にて発売。重ねて、韓国版(나카 아이카)も配信中☆☆『ラ・エティカの手紙』特集ページは◇コチラ◇へ!
[PR]

人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログへ   ☆★☆ブログランキング・WEB拍手に参加中です。ポチッとご協力お願い申し上げます☆★☆
# by gosuiro | 2018-12-14 01:16 | 小説作品更新情報 | Comments(0)
イタリアの一年間☆祝い日についてざっくりと
b0206901_23070898.jpg 12月といえばクリスマス。日本では単純にクリスマスイヴ&クリスマスで終了という感じですが、カトリックの本場イタリアではクリスマスはナターレと呼ばれ、暦的には12/8~1/6まで続きますす。

 というわけで、今回はイタリア祝い日をざっと網羅! 12月1月2月……11月という流れでお届けいたします。

 早速、12/8の祝日ですが、(聖母マリアの)無原罪の御宿りの日と言い、一般的にクリスマス期間開始の日という感じです。この日あたりから、プレゼピオという新約聖書の一節、ベツレヘムの馬小屋で東方三賢者が生まれたばかりのイエスキリストさまをみとめるシーンの模型が各教会で設置されます(写真2枚目参照…馬小屋の場面ではないけど)。それぞれ個性豊かで、この時期はプレゼピオ巡りがとっても楽しいです。また、個人的に家庭で手作りしている方もいるほど。クリスマスマーケットでもプレゼピオ用の模型や小道具が売られています。手作りしたくなる気持ちがわかります。
b0206901_23073145.jpg 同時に、パンドーロとパネットーネというパンケーキみたいなパン菓子(箱入り)がクリスマスツリーのようにちゃくちゃくと盛られていきます(写真3枚目参照…これは0.5キロ版)。大抵ひとつ1キロの重量で、ファミリーだと三個以上は家にあるかもしれない……で、ナターレが過ぎると皆でせっせとパン菓子を食べ、ぶくぶく太るという、これぞザ・粉もの文化イタリアの醍醐味です☆(マリナ家で経験済)。

 さて、本命のナターレは12/24の夜からです。慣習に基づく家庭では必ず魚料理が用意されます(肉は食べません)。テレビでは教皇を中心とした儀の生中継があります(厳粛ですが半端じゃない人数が集うミサです。すごい列ができていたのを当日のバチカンで見ました)。

 さすがにこの日の聖なる夜は、バチカンやコロッセオ周辺以外は静かです。地下鉄やバスも早々と業務を終了させるので旅行者は要注意(この夜、善良なタクシーを拾うことができれば心からイエスさまに感謝しないと・笑)。
b0206901_23074610.jpg そして、翌日25日昼の正餐で一旦お開きとなります。友人のご好意で正餐に招待されたときは、赤ワイン、パンに血の練り込まれた腸詰が必須だと教わりました。翌12/26も祝日で、聖ステファノと呼ばれています(最初の殉教者として丁重に扱われています)。ちなみにこの三日間は基本的に店もお休みなのであんまり旅行にはおすすめできないというか、スーパーすら閉まっています。

 イタリアでは、ナターレが一年で最も大きな祝事。なので、すぐにやってくる新年祝いは、大晦日まで軽く働いて夜から友人たちとホームパーティーという感じが多い気がします。食べるのはザンポーネという豚足の詰物とレンズ豆を煮込んだもの。レンズ豆が硬貨で、カウントダウン時に食べれば食べるほど金持ちになる的な願掛けの一品です(あと縁起かつぎに赤いパンツも贈りあいます・笑)。

 元旦はBuon Anno!を言いあう程度に超あっさりしていて、翌日からもう普通の日に戻ります。とはいえ、暦上はまだまだクリスマス期間。最終日は1/6のエピファニア(公現祭)です。
b0206901_23081283.jpg この公現祭が、まさにプレゼピオの場面の日なのです!この日もわりと皆でわいわいしています。特にイタリアでは、ベファーナという気難しい顔の魔女が良い子にだけプレゼントを贈るという言い伝えがあり、当日子どもたちはお菓子等をたくさんもらいます。サンタクロースの代わりですね。

 次のイベントは、2月頃のカーニバル(謝肉祭)。春の復活祭と連動し日にちが毎年変わります。カーニバル当日は仮装だらけですが、ここで食べられるローマ菓子はフラッペというもの。小麦粉と卵を練って板状に伸ばし、油で揚げて粉砂糖をまぶした伝統菓子です。美味しいけど太ります(笑)。さらにカーニバル期間内には、脂の木曜日という恐ろしい名前の日もあり、そこで無礼講に食べますのでもう肥えるしかない(笑)。

 カーニバルがある理由は、その終了日から復活祭(イースター)まで肉料理も控えて質素に生活しなければならないというカトリック的な教えがあるからです。なので、カーニバルが過ぎた2月3月は祝日もなくわりとイタリアも静かな日々……といっても、特徴的な祝いごとはあります。
b0206901_23082738.jpg 2月は2/14の聖バレンティーノの日。つまりバレンタインの日で、イタリアにもあります(むしろ聖バレンティーノはキリスト教の聖人ですし)。チョコを贈るよりも、好きな人やお気に入りの人男女問わず花を贈る日という感じです。

 3月は、3/8のミモザの日、3/19の聖ジュゼッペの日、3/17のイタリア統一記念日です。ミモザの日は女性の自由と平等を掲げる日として祝われています。イタリアでは女性へミモザの花を贈る習慣があり、公共の美術館博物館も女性は無料だったはずです。

 一方、聖ジュゼッペの日は、聖母マリア様の旦那様を祝う日です!(日本ではヨセフと呼ばれていますね)。日本で言うところの父の日みたいな位置づけですが、何かするというよりは皆でシュークリームの揚げドーナツ的なものをいただくのがメインです(ゼッポレとかビニェとかいう名称)。これも美味しいんですがめっちゃ太ります……ほんと粉ものと揚げ菓子ばっかりだなこの国(笑)。
b0206901_23083171.jpg そして、悪名高きサマータイム(笑)に入る前後でやっと待ち焦がれた復活祭!英語ではイースターですが、イタリア語ではパスクアです(パスクワァって感じの発音)。2018年は4/1でした(2019年は4/21)。このイベントの話は長くなるので、詳しくはコチラの記事参照。卵型のお菓子やペインティングで有名なイベントですが、当日の正餐はウサギ料理です。ウサギも卵も豊穣を意味しております。ウサギ肉は癖が強いですが、ハマる人はハマると思います(ホームパーティーに誘われて、ウサギの煮込みを美味しくいただきました)。

 復活祭の祝い日二日間が終わるとバカンスへ思いを馳せる明るい季節へ続きます。復活祭以降の祝日は宗教上から離れて、4/25のイタリア解放記念日(第二次世界大戦の関係)、5/1のメーデー、6/2に共和国建国記念日と続きます。そして、8/15はキリスト教の習わしに戻り、聖母マリアの被昇天の日で祝日です。この日は祝うというより静か過ごす日というイメージです。
b0206901_23083543.jpg で、イタリアにハロウィンはなく、翌日11/1の諸聖人の日(万聖節)が重要日。聖人たちに祈る祝日です。実はハロウィンというのも、諸聖人の日の前日という意味らしく(ケルトのサウィンがキリスト教に転じたとか。カトリック的にはわりと静かにする日です)。

 最後、11/2は死者の日(not祝日)。簡単に言えば、墓参りの日です。イタリアでもキク科の花を供えています(マリナに「日本でもお供えは菊なのね!こっちも菊供えるのよ~」と言われました)。この死者の日前後でサマータイムが終了。12月を辛抱強く待ち、12/8からウキウキとナターレ本番の準備に入る……というのがおおざっぱなイタリアの一年です。

 祝日は案外少なく、あとは各町で守護聖人の祝日がある程度(日本の県民の日に近い)。残り、休みは個々で夏1週間以上とるみたいな。祝日やイベントの由緒を改めてみてみると、宗教や土地の文化に則っていることが多いなあと感じます(日本も同じく)。とはいえ、日本にいてもイタリア式の祝い日に沿って生活することができると思うので(仕事や学校を休むわけにはいきませんが)、まずはナターレや公現祭から粛々とはじめてみるのもいいかも。私はプレゼピオをつくってみたいです!

第三回プラチナブロガーコンテストを開催!
旅行・お出かけ部門に応募します。

[PR]

人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログへ   ☆★☆ブログランキング・WEB拍手に参加中です。ポチッとご協力お願い申し上げます☆★☆
# by gosuiro | 2018-12-03 23:28 | イタリア的雑記 | Comments(0)