ナターレの風物詩といえば!
b0206901_2133659.jpg 年に一度、ナターレ(クリスマス)の週間ということで、今回はローマの師走を飾るプレゼーピオの写真をお届け!

 プレゼーピオとは、イタリアのナターレにかかせない風物詩のひとつです。どんなものかというと、こちら一連の写真の通り……人形模型などでこしらえたジオラマ(立体展示)のようなものです。

 このプレゼーピオで扱われる場面は、ほとんどがキリスト降誕(聖誕)の一場面となっています。飾られている場所は、大抵が教会関係。教会ごとに個性をだすので、この時期は教会めぐりがとりわけ楽しいんですよね。

 しかし、ローマには、日本のお寺数並みに教会があるため、教会の数だけプレゼーピオの数もある。ということで、住んでいてもほんの一部分しか見に行けません。長年ローマに住んでいる家主のマリナちゃんは、すでに自分の好きな雰囲気のプレゼーピオをつくる教会を知っていて、私はかなり同行いたしました(地元おばさま方の、情報網は本当に侮れません)。

b0206901_2144817.jpg 教会によって、大きさも材料も実に異なるんですよね。本格的な模型だとか、全部紙でつくったりだとか。

 一枚目と二枚目の写真は、教会のプレゼーピオでもかなり大掛かりなほうでした。キリスト降誕の厩場面だけでなく、その周囲の様子もつくられ、登場人物も多い……どこの教会か忘れましたが、プレゼーピオは畳一枚分以上で高さも男性一人分くらいでした。ここはかなり気合がはいっています。

 が、もっとも巨大だったのは、三枚目。

 ヴァチカン市国のサンピエトロ寺院前広場にあったものです。距離があったので、さだかではないですが……人間原寸型くらいあったプレゼーピオでしたね。クリスマスツリーと並んで、本当に綺麗でした。外だったので、寒かったですが……。

 この写真を撮ったクリスマスイヴの夜は、ローマ教皇(イタリア語でパーパ)のミサに参加しようと信じられない人数の人が、このプレゼーピオの周りに列を成していました。ヲタク的にいうと、これが世界の最大手か! という感じでした(笑)

b0206901_2281780.jpg ……そんなこれらは、すべて去年末の写真であったりします……実は私、今年はまだプレゼーピオめぐりをしておりません(あはは……)。

 といっても、プレゼーピオは、ナターレが終わったからといってすぐ撤収しません。その大体が1月6日まで各所に飾られています。そしてその前後日から、イタリアは冬のバーゲン時期に突入するわけです。

 ちなみに、1月6日はイタリアの祝日。エピファニーア(主顕節または公現祭)といいます。イタリアのナターレは、1月6日の祝日をもって完全終了になるのかな~という感じです。

 気分としては、クリスマスイヴから主顕節までが、クリスマス週間のようなものにあたるのでしょうか。バーゲンもはじまるので、少しだけ街に活気が戻ります(とはいえ、ナターレの真っ只中24日~26日くらいまでは、街がすっかり静まり返ります。家族や内々でフェスタを祝うからでしょう。ナターレは家族と、正月は友達と、というように、日本とは装いがまるで逆なのです)。

b0206901_235213.jpg 小物好きや人形好きには、本当に楽しんで観回れるプレゼーピオ。家庭で飾る用のセットや小物もこの時期は各所で売られています(ローマ中心部にはそうした市場もたちます)。欲しくなるんですけどねーしはじめたらキリないんですよねー。幼い頃、シルバニアファミリーにどっぷりハマッた記憶が思い出されます(笑)。

 教会で見るプレゼーピオならば、三枚目までの大掛かりなものも好きですが、ラスト写真のような、すごくシンプルなもののほうがホッとします(こちらは、洞窟での降誕ですね)。

 プレゼーピオの主題となっているところは、新約聖書で最も素敵な場面といえるのではないでしょうか。というのも、新約聖書の中では、私の一番好きなシーンがキリスト降誕です。東方三博士がとりわけて好きなのです。

 さー、寒さに負けずナターレを祝うぞー!
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by gosuiro | 2010-12-23 02:51 | イタリア的雑記 | Comments(0)


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