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バルト三国を巡る。総集編【04】
バルト三国を巡る。総集編【04】_b0206901_12241565.jpg バルト三国もお話編は今回がラスト! ラストなので一度に三国分まとめます。なんせ残り二国で深く語ることがない(苦笑)。ラトビア・エストニアの写真は後日ごっそりUPします。まずはリトアニアで残していた部分を紹介。

 写真1枚目、十字架の丘です。ヴィリニュスの中央駅から電車(鈍行か快速)で二時間くらいの位置にあります。ちなみに、弟は鉄道で前日チケットを買い並んでいるときに、地元のおじさんに「トラカイこっちだよ」と話しかけられ「ついでに俺のも奢って」と言われたそうです。しかもリトアニア語で(笑)。弟もノリでわかったそうですが。

 そんな彼は朝六時に出発して、電車内では若い地元の男子に話しかけられ道中仲良く談笑したそう。二人は友好の印にお互いの国の紙幣交換をしました。リトアニア男子的には、五千円札がすごく格好よかったそうで(紙幣に女性が印刷されていることがスゴイことらしい)……とはいえ「さすがにそれはやれんかった」と弟は千円札をあげたそうです(ちなみに、お互い札にサインをしたそうですが、リトアニアの子は「お札に字を書いたら普通は怒られるんだから、くれぐれも隠してよね!」と慌てて言ってたとのこと。なんかかわいい話。笑)。
バルト三国を巡る。総集編【04】_b0206901_1224269.jpg 十字架の丘へは、シャウレイという駅から駅前のバスターミナルのバスを使います。インフォメーションに行って、十字架の丘に行きたいと言えば、バスの時刻表を無造作に渡してくれるとのこと(それこそ現地語で十字架の丘って言えばどうにでもなるらしい)。本数が少ないようなので、時間に余裕を持ったほうがいいです。ちなみに、バスターミナルで荷物は預けられるそう(預け賃は安いとのこと)。

 こちらへ向かう観光者が多いらしいので、ついていけば着けるよ、と弟は話していました。バス停からは徒歩20分程度。歩く方向はすぐわかると思う。標識はないけど道一本。それが、写真2枚目の道です。こりゃ道を間違えにくい景色である(笑)。

 ここでも弟は珍事件にあいます。地元警察にはじめての職務質問を受けたという失態(笑)。サングラスが怪しかったのか、もう見た目がアカンかったのか。私は普通の海外旅行で職務質問を受けた人を弟の他聞いたことがないわ……。

 十字架の丘は、もうそれしかないということなので観光所要時間はあまりいらないようです。ただ、日陰がないので夏は帽子と水必須。バスターミナルに戻ると、弟は事前予約していたバスでリガへ向かいました。
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 バスについては、事前予約するのがとても大切です(詳しいことは後日UPします)。シャウレイ~リガ間は人気があるそうで、満席になりやすいとのこと(バスは20人も乗らないくらいの大きさだった)。弟は後日リガ~タリンのバスで、予約していた時刻が間引きされて勝手に最終便にされたと憤慨していました。こういうことは起こりやすいので注意が必要です。

 ラトビアの首都リガへは約二時間ほど。中央駅のバスターミナルに着きます。ラトビアは以前まで通貨がラッツというものでしたが、2014年の元旦からユーロが導入されました! というナイスタイミングで、ラトビア・エストニアはユーロでOKです。

 リガ旧市街は中央駅に近く、そして小さいので三時間くらいあれば見回れるとのことです。また、半日あれば旧市街と郊外の有名な建築のところも見られます。観光スポットはリガ大聖堂、ブラックヘッドのギルド(写真3枚目)、三人兄弟の家(兄弟が肩を組んでいるように連なっていることから)、スウェーデン門、自由記念碑、建築好きにはユーゲントシュティール建築の建物たち(中ははいれないらしい)。あと前に紹介した猫の家(リンクはコチラ!)
バルト三国を巡る。総集編【04】_b0206901_12245425.jpg 土産は、リトアニア同様に琥珀がおすすめだそうです。建築のセンスがいいと言っていました。リガは、私の友人イタリア人マンマのマリナちゃんも「おとぎ話みたいに綺麗な小さい街」と褒めまくっていたので……イタリア人の感性でもいい仕事をしていると思えるような歴史地区なんですね。

 そしてエストニアの首都タリン(写真4枚目)へは、リガの中央駅バスターミナルからバスで移動。こちらも事前予約、最終便は6時頃で、着いたのは一〇時頃だったそうですよ。タリンのバスターミナルからトラムで旧市街に向かうか、徒歩で30分程度。

 タリンの旧市街もこれまた絵本みたいに綺麗だったそうです。ただ、リガより生活感がなくテーマパークっぽいとのこと。あとは、ナイトクラブがけっこうあって、若者が楽しんでる感じだそうでした。ブラッドソーセージ(血の混じったやつ)はおいしくなかったらしい。

 マリナの話では、タリンは港町なので彼女が行ったときは夜中に女性のたちんぼ(意味がわからなかったら検索してください)が多くて、すごく嫌だったとのこと。しかもイタリア人が買ってて最悪な気分になったとか(苦笑)。港町はジェノバもそうですが、その傾向がありますのでちょっとご注意。

バルト三国を巡る。総集編【04】_b0206901_1225599.jpg タリンの観光スポットは、ヴィル門、トームベア城、聖オレフ教会、ふとっちょマーガレットの塔、アレクサンドルネフスキー聖堂あたり。塔が多く城壁もしっかり残っているので、登れる塔は教会でも何でも登って、城壁と旧市街と海のコントラストを楽しむのがオツみたいです。ちなみに、ヘルシンキからタリンまでは船で2、3時間の距離なので、フィンランド旅行で一日だけエストニア観光するのもおすすめです。弟の使ったエストニア国際空港はとても綺麗だったとのこと。空港へ行く場合は、バスターミナルとは別に旧市街すぐから乗れるバスがあるそうです。一時間はかからないという話でした。

 バルト三国、最後は駆け足でしたが、弟の評価では食事と雰囲気と人間性はリトアニアが群を抜いてよかったとのことでした。三国は兄弟扱いされていますが、人種的には、リトアニアはロシア系、リガは国際色豊かで妙にドイツ的(リトアニアよりガタイ良し)、エストニアには人種が妙にモンゴル系っぽい(フィンランドとかぶる雰囲気?)という感じだったようです。バルト三国は一気にまわったほうが比較もできてより楽しめそうです。

 最後に……ここまでレポートにお付き合いくださりありがとうございました(なお、詳しい写真群が残っているので今後もよろしくどうぞ)。そして弟よ、長々とありがとう。でもまだクロアチアとポルトガル旅行が残っているので、またそこんとこよろしく(笑)。

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by gosuiro | 2014-01-03 12:48 | ③リトアニア&ラトビア&エストニア旅行記 | Comments(0)


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