人気ブログランキング | 話題のタグを見る
クロアチアをめぐる旅「プリトゥヴィツェ湖畔国立公園」
クロアチアをめぐる旅「プリトゥヴィツェ湖畔国立公園」_b0206901_016214.jpg 今回はクロアチアで最も有名な世界遺産のひとつ、プリトゥヴィツェ湖畔国立公園のお話です! 前回まで、ドゥブロヴニク(詳細はコチラ)、スプリット(詳細はコチラ)と海側を旅していましたが、このたびより南から北に一気にあがって内陸部です。

 早速写真1枚目が、プリトゥヴィツェ湖畔国立公園で一番有名なスポットのひとつ、下湖群のガヴァノヴァツ湖あたりの風景。ここは広大な公園で、たくさんの湖と滝がある他二つの川が合流します。公園散策は上湖群と下湖群に分かれており、全部をめぐるとなれば一日がかりです。

 この公園には遊覧船とエコロジーバスが通っていますが、主要地点を行き来する程度なため、基本は徒歩。上湖、下湖と散策するなら15キロは歩くくらいの気合が必要だそうで、歩きやすい服装と靴、飲み物は必須。公園内の標識やルートはしっかり整備されていますが、横二人ほどしか歩けないせまい道が多く、荷物は極力少なくすべきです。大きな荷物はインフォメーションで預かってくれるとのこと(有料)。ちなみに、そこで地図ももらえるそうです(なくても散策は大丈夫)。

クロアチアをめぐる旅「プリトゥヴィツェ湖畔国立公園」_b0206901_0162823.jpg そして、何かしらの携帯食は持って行ったほうがいいと弟は言っていました。日本のように都合よく観光地化されていないようで、昼ごはんを食べる場所はほぼなし。一、二箇所簡易的なカフェっぽいのはあるそうですが、観光客で超こんでいて萎えたそうです。ソイジョイ様様だったと言っていました(笑)。

 写真2枚目、下湖の滝。当公園のメインどころは下湖に集中しており、手早く散策する場合は下湖のみの散策が良いです。島国にはない大陸らしい雄大さがあって、圧倒されます。遊覧船とエコロジーバスを使って最短コースで見回っても充分楽しめるとのこと。ただ夏季は遊覧船も混むので注意。

 写真3枚目、上湖。一方、レースのような美しい滝がお好きなら上湖群がおすすめ。上湖は日本でも見られるような風景は親近感もあり、観光客も少なく自然をまったり満喫できるそうです。滝が多くて緩やかな湖にした奥入瀬とか十二湖あたりに雰囲気は近いらしい(ちなみに奥入瀬と白神山地も超いいですよ!大好きです青森!笑)。そして、水がものすごく綺麗で鳥や魚がいっぱいいたとのこと。
クロアチアをめぐる旅「プリトゥヴィツェ湖畔国立公園」_b0206901_0163355.jpg 弟の旅ルートですが、彼は早朝にドゥブロヴニクを離れ、スプリットを経由して訪れました。スプリットからプリトゥヴィツェ湖畔国立公園までのチケットは事前予約なしの当日購入。バスは地元のひとが使う足のようで、長距離バスの中でも一番安かったとのこと。プリトゥヴィツェ湖畔国立公園は途中下車です。経由地のスプリットからは三時間半くらいかかるということなので、ドゥブロヴニクから一日がかり。着いたのは公園が閉まる直前(夏季だったので20時前くらい)。

 国立公園周辺にはコテージやホテルがいくつかあり、一泊はしやすいものの、安いところになると近くの村(集落)のB&Bが良いとのこと。弟は公園前でバスを降り、道を尋ねながら徒歩20分くらいかけてB&Bの多い村に行ったそうです。観光客が多い地区なのか、旅行者の格好をしていれば現地の方も親切に教えてくれるようです。ただ、トランクケースは大変かも……。村に食事処はあるので、B&Bのひとに直接聞くのがおすすめです。小さい村なので、食事屋さんの数もたかがしれています。公園外の食事についてですが、川魚の料理が相当美味しいそうです。弟が、クロアチア旅行で一番だったと感動していました。ちなみに、ホテル探しに活用しているサイトはコチラ。(詳細はコチラ)。
クロアチアをめぐる旅「プリトゥヴィツェ湖畔国立公園」_b0206901_0163794.jpg で、B&Bのひとが「プリトゥヴィツェは雪解け直後が一番いい」と弟に話していたそうですが……そんな時期にあえて行くのはレベルが高すぎます(苦笑)。内陸なので冬はがっつり雪が降ります。無休の国立公園ですが、大雪だと封鎖があったり散策が苦行だったりするので、若葉の頃~秋が無難だと思います。

 弟は一泊した早朝から一日がっつり散策しました。リミット時刻はザブレグの最終便バス(一日に数便運行)です。散策前の時刻表調べとバス停の一確認は必須! 国立公園からザグレヴに行く場合も、途中乗車になります。ホテルやインフォメーションがあるメインの公園入口近くにあるバス停から乗るのが無難だそうです(下湖群の端にもうひとつ入り口はあるがおすすめしない)。方面を間違えないように。バス賃は運転手に払います。大きな荷物は下にある荷物室を利用。その場合、乗車賃の他にその場で荷物賃が必要です(1.5ユーロくらい)。弟が行った当日は後半雨で、荷物室に置いた荷物は濡れていたとのこと。日本のようにちゃんとしていませんので対策と覚悟は大切です。

 自然いっぱいなスポットなので、説明するよりも写真を見ていただいたほうがわかりやすいと思います。というわけで、次回は上湖・下湖にわけて写真をばっとだします。水の色がすごく素敵ですよ~。写真観るだけで癒されますね……。(写真4枚目は遊覧船とボート遊び。)

人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログへ   ☆★☆ブログランキング・WEB拍手に参加中です。ポチッとご協力お願い申し上げます☆★☆
by gosuiro | 2015-01-27 00:21 | ④クロアチア&モンテネグロ旅行記 | Comments(0)


<< クロアチアをめぐる旅「プリトゥ... クロアチアをめぐる旅「スプリット編」 >>